老後資金が足りなくて…年金月22万円の67歳妹、仲良し・顔もそっくりの76歳姉を「実家から追い出すしかありません。」母の遺産を巡る〈醜すぎる争族〉の末路【CFPが解説】

老後資金が足りなくて…年金月22万円の67歳妹、仲良し・顔もそっくりの76歳姉を「実家から追い出すしかありません。」母の遺産を巡る〈醜すぎる争族〉の末路【CFPが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

相続の際、きょうだい間で揉める原因はさまざまです。自分たちは仲が良いから、親は大してお金を持っていないから、そう思っていても「もらえるはずのものがもらえない」と多くの場合はトラブルに陥ります。本記事では、山田さん(仮名)の事例とともに、「実家」を火種とした相続トラブルについてFP相談ねっと・認定FPの小川洋平氏が解説します。

遺産5,000万円以下の家族が揉めやすい

今回は母の遺産を巡って姉妹の争いに発展してしまった山田さんの事例をお伝えしました。

 

2020年の司法統計によると、調停・審判となった事例の80%近くは遺産の金額が5,000万円以下で起きていることがわかります。相続は事前にしっかり対策しなければ「争族」に発展するリスクがあり、また、自分たちの人生においての資金計画を考えていないと大事な家族との関係性も壊してしまうこともあります。

 

相続対策は元気なうちに、そしてお金のことで家族間でこのようなトラブルにならぬよう、資金計画をしっかり立てていきましょう。
 

 

小川 洋平

FP相談ねっと

CFP

 

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