為替
ここ2週間の豪ドルの対円レートは、小幅に下落しました。11月1日に発表される米国の10月の雇用統計および5日に投開票される米国の大統領選挙と議会選挙を控え、豪ドルは対円で小幅な値動きとなりました。10月31日の日銀金融政策決定会合後に行われた植田日銀総裁の記者会見を受けて、12月の追加利上げ観測が広まったことで円高米ドル安となり、連れて豪ドルは対円で下落する場面がありました。
金利
ここ2週間の豪州3年国債利回りは、上昇しました。米国の10月雇用統計の発表や大統領選挙や議会選挙などを控え、期間前半は、豪州3年国債利回りは小幅な変動となりました。その後は、10月30日に発表された豪州の2024年第3四半期の消費者物価指数(CPI)によって、コアインフレ率になお粘着性がみられることが示され、豪州の利下げ観測が後退したことなどから豪州3年国債利回りは上昇(債券価格は下落)しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『豪ドルは「対円」で下落する場面も…米大統領選“前”のオーストラリア・マーケット、2週間の動向【解説:三井住友DSアセットマネジメント】』を参照)。
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