「買わせない勇気」も時には必要
多くの数は生産していない商品や、この商品が売り切れてしまったらもう二度と手に入らないような商品の場合には、きちんとお伝えする必要があります。
「また来たときにあったら買おう、って思ったら、もう手に入らない状態で、後悔するお客様がとても多いんです。私も実際そういうことがありました。すると余計ほしくなって、慌てて他のサイトとかで探したりして(笑)」と、他のお客様や自分自身のリアルな体験をお伝えすることもあります。
それでも「いいのいいの。そのときは縁がなかったと思うわ」とおっしゃるお客様に対しては、「そうですね、ご縁ってありますものね。次回ご来店の際にあれば、ご縁があったっていうことで、そのときにしましょう」とお伝えします。
このように、今日買ってもらうということに決して固執せず、〝買わせない勇気〞もときには必要です。お客様に寄り添い、お客様がほしいと思うタイミングに確実に自分を思い出していただけたり、相談していただけることのほうがよっぽど大切だと思うのです。
今日この場の売上に固執するより、長期的にこのブランドとあなたを支持していただけるファンをつくっていくことのほうが、長い目で見れば大きな実績に繋がることは間違いありません。
土井 美和
株式会社Clienteling Advisory
代表取締役
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