ちょ待って、冗談でしょ?「国立大学工学部卒、自動車メーカー勤務、30歳男性」婚活アプリのプロフィールがほぼ嘘だった…詐欺罪は成立する?【弁護士が解説】

ちょ待って、冗談でしょ?「国立大学工学部卒、自動車メーカー勤務、30歳男性」婚活アプリのプロフィールがほぼ嘘だった…詐欺罪は成立する?【弁護士が解説】

マッチングアプリで出会った人に嘘をつかれていた! 経済的な損害が発生していないと詐欺罪で訴えるのは難しい? 相手が信用に足る人なのかしっかり見極めるために、上谷さくら弁護士の著書『新おとめ六法』(KADOKAWA)より一部抜粋して、マッチングアプリで嘘をつかれた例と人を見極める方法について解説します。

ポイント:信用できる人か慎重に判断しよう

マッチングアプリでは、大人であってもさまざまな被害にあう可能性があります。実際に会う前にある程度メッセージでやりとりをする安心感からか、短期間で交際に発展しやすく、相手の身元が正確にわかっていないこともあります。

 

たとえば、名前や住所、学歴、職業、年収などを偽っているのに、偽造した卒業証書や源泉徴収票を信じ込んでしまい、後ですべて嘘とわかり、トラブルに発展することもあります。また、結婚資金としてお金を預けたとたん行方不明になったり、遊びで性行為できる相手を探していたりする人もいるようです。結婚後に、過去の離婚歴や認知した子どもがいることが発覚することもあります。

 

日頃の言動に不審な点がないかなどを十分に確認して、相手が信用に足る人か確認することが重要です。
 

 

 

 

上谷 さくら

弁護士(第一東京弁護士会所属)、犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務次長

 

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※本連載は、上谷さくら弁護士の著書『新おとめ六法』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

新おとめ六法

新おとめ六法

著者:上谷 さくら

イラスト:Caho

KADOKAWA

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