8月8日の日経平均株価は、前日の米株安を受けて寄り付きから大きく下落して始まると、下落幅は一時800円を超えた。しかし、その後は好業績銘柄が物色されるなかで指数は後場に一時約200円高をつけるなど、値動きの荒い1日となりました。もっとも、半導体株を中心に上値は重く、日経平均株価は前日比258.47円安の34,831.15円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが68銘柄、値下がりが155銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、資生堂〈4911〉、中外製薬〈4519〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、レーザーテック〈6920〉、ニトリ〈9843〉、アサヒグループホールディングス〈2502〉、ダイキン工業〈6367〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は24億1,900万株、売買代金は5兆3,509.20億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、鉱業、石油・石炭製品、小売業、食料品、陸運業などが上昇した一方、非鉄金属、金属製品、銀行業、その他金融業、卸売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+300円(+28.17%)の1,365円、2位がレーザーテック〈6920〉で+5,000円(+22.55%)の27,170円、3位が富士ソフト〈9749〉で+1,500円(+20.30%)の8,890円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がSUMCO〈3436〉で-317円(-15.82%)の1,687円、2位がジャックス〈8584〉で-680円(-15.60%)の3,680円、3位が資生堂〈4911〉で-700円(-15.52%)の3,810円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは6銘柄、年初来安値を更新したのは14銘柄でした。
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