「自分の寿命が尽きるまで、どうにかもってほしい」
男性の年金は手取りで15万円程度。人付き合いもほぼゼロで、趣味もないため、生活はこれで回っているという。
「問題は、いつまで現状のまま住み続けられるか、ってことですよ」
男性は自嘲気味に笑う。
現状は問題ないが、元妻に多くの預貯金を渡してしまった男性は、大規模修繕等のまとまった出費が必要となれば、家計は大きく傾いてしまう。
建て替えの話もあるというが、状況はサッパリ動かない。多くの住民はこの男性と似たり寄ったりの状況なのかもしれない。
「そうじゃなければ、こんなところにしがみつかないでしょう? つまり、先立つものがないですから無理ってことですよ」
「妻と離婚してから、娘ともほとんど没交渉です。いまは連絡先もわからない。だから、私がここを離れたら、連絡手段がすべてなくなってしまうんです」
いま暮らしているマンションに買い手がつくとは思えず、もし別の賃貸に暮らそうにも、高齢者が借りるのはハードルが高い。
「寿命が尽きるまで、どうにかもってほしいですね。早いところ、お迎えが来てくれれば…」
日本の高齢化の問題は、高齢者のみならず、建造物にも大きな影を落としている。
[参照]
配偶者の預金は?子ども名義の生命保険は?
事例で深堀り!「相続税の税務調査」
富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部<<
ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部が
主催する「資産家」のためのセミナー・イベント
【11月5日(木)開催】
オーナー必見!「賃料増額」請求の最新事情
争点になるのは?【弁護士が解説】
【11月10日(火)開催】
「よくある相続の悩み」
遺産分割はどうする?相続や調停にかかる費用は?
弁護士が相続の悩みや疑問点を解消!遺産分割のポイントまで解説
【11月11日(水)開催】
不動産投資家もNISAをやるべき?
「増やす資産」と「残す資産」は違う
不動産・金融資産・生命保険で考える相続ポートフォリオ
【弁護士の視点で解説】
【関連記事】
■月20万円もらえるはずが…45歳・サラリーマン「ねんきん定期便」に抱いた違和感。「年金ルール」知らずにそのまま20年…65歳で受け取ることになる年金額に唖然「何かの間違いでは?」
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

