「自分の寿命が尽きるまで、どうにかもってほしい」
男性の年金は手取りで15万円程度。人付き合いもほぼゼロで、趣味もないため、生活はこれで回っているという。
「問題は、いつまで現状のまま住み続けられるか、ってことですよ」
男性は自嘲気味に笑う。
現状は問題ないが、元妻に多くの預貯金を渡してしまった男性は、大規模修繕等のまとまった出費が必要となれば、家計は大きく傾いてしまう。
建て替えの話もあるというが、状況はサッパリ動かない。多くの住民はこの男性と似たり寄ったりの状況なのかもしれない。
「そうじゃなければ、こんなところにしがみつかないでしょう? つまり、先立つものがないですから無理ってことですよ」
「妻と離婚してから、娘ともほとんど没交渉です。いまは連絡先もわからない。だから、私がここを離れたら、連絡手段がすべてなくなってしまうんです」
いま暮らしているマンションに買い手がつくとは思えず、もし別の賃貸に暮らそうにも、高齢者が借りるのはハードルが高い。
「寿命が尽きるまで、どうにかもってほしいですね。早いところ、お迎えが来てくれれば…」
日本の高齢化の問題は、高齢者のみならず、建造物にも大きな影を落としている。
[参照]
富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部<<
ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部が
主催する「資産家」のためのセミナー・イベント
【9月16日(水)開催】
キャピタルゲインも期待できる環境に!
「債券投資」のタイミングと具体的な取り組み方
【9月16日(水)開催】
「これまでの相続対策」だけでは不十分…
建物価値が高い不動産を承継した相続人が苦しむ理由とは
【9月17日(木)開催】
配偶者の預金は?子ども名義の生命保険は?
事例で深堀り!「相続税の税務調査」
【9月17日(木)開催】
海外移住で圧倒的節税!海外金融機関の活用法
~どんな人が海外移住で節税のメリットを享受できるのか~
【関連記事】
■月20万円もらえるはずが…45歳・サラリーマン「ねんきん定期便」に抱いた違和感。「年金ルール」知らずにそのまま20年…65歳で受け取ることになる年金額に唖然「何かの間違いでは?」
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

