「自分の寿命が尽きるまで、どうにかもってほしい」
男性の年金は手取りで15万円程度。人付き合いもほぼゼロで、趣味もないため、生活はこれで回っているという。
「問題は、いつまで現状のまま住み続けられるか、ってことですよ」
男性は自嘲気味に笑う。
現状は問題ないが、元妻に多くの預貯金を渡してしまった男性は、大規模修繕等のまとまった出費が必要となれば、家計は大きく傾いてしまう。
建て替えの話もあるというが、状況はサッパリ動かない。多くの住民はこの男性と似たり寄ったりの状況なのかもしれない。
「そうじゃなければ、こんなところにしがみつかないでしょう? つまり、先立つものがないですから無理ってことですよ」
「妻と離婚してから、娘ともほとんど没交渉です。いまは連絡先もわからない。だから、私がここを離れたら、連絡手段がすべてなくなってしまうんです」
いま暮らしているマンションに買い手がつくとは思えず、もし別の賃貸に暮らそうにも、高齢者が借りるのはハードルが高い。
「寿命が尽きるまで、どうにかもってほしいですね。早いところ、お迎えが来てくれれば…」
日本の高齢化の問題は、高齢者のみならず、建造物にも大きな影を落としている。
[参照]
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相続税の「税務調査」の実態と対処法
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