東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年7月16日(火)の騰落率ランキングをお伝えします。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3

1位:ヤマシンフィルタ〈6240〉……前日比+66円(+13.81%)

【売買材料】

“トランプ・トレード”銘柄。前日の東証プライム市場値上がり率2位。11月の米大統領選でトランプ前大統領が勝利を収めるとの見方が強まったことから、1期目のトランプ政権の初期に注目され、株価が急騰した過去もある同社に引き続き買いが集まった。

 

2位:セルソース〈4880〉……前日比+176円(+12.46%)

【売買材料】

7月16日(火)取引終了後、東京都から「卵子凍結に係る対象者向けオンライン説明会運営業務」を受託したと発表。再生医療関連事業を展開するバイオスタートアップの同社は、不妊治療関連事業も展開している。

 

3位:東宝〈9602〉……前日比+543円(+11.97%)

【売買材料】

決算銘柄。7月16日(火)取引終了後、25年2月期の第1四半期連結決算を発表。大幅な増収増益が好感された模様。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3

1位:日本マイクロニクス〈6871〉……前日比-640円(-8.83%)

【売買材料】

半導体製造工程において使用される計測器具「プローブカード」や試験装置「テスタ」などを製造。このうち「プローブカード」は世界トップシェアを誇る。当日の国内株式市場では、米バイデン政権による対中の半導体規制強化検討の報道が嫌気され、半導体関連銘柄全般が下落していた。

 

2位:ヨシムラ・フード・ホールディングス〈2884〉……前日比-143円(-8.39%)

【売買材料】

当日は特段個別材料見当たらず。前日の東証プライム市場値上がり率4位。7月12日(金)に発表された25年2月期の第1四半期連結決算が前年同期比大幅な増収増益となったことを受けて上昇していた。

 

3位:東京エレクトロン〈8035〉……前日比-2,690円(-7.46%)

【売買材料】

米バイデン政権が対中の半導体規制強化を検討しているとの報道が嫌気された模様。報道では、実際に規制が強化された場合、同社やオランダの半導体製造装置メーカーASMLの中国事業を締め付けることになると伝えている。

 

 

 

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