(※写真はイメージです/PIXTA)

誰しも自分と「相性が悪い人」が身の回りに1人や2人はいるもの。プライベートであれば距離を置けばよいだけですが、仕事の関係者だった場合はそうもいきません。そこで本稿では、渋谷109のカリスマ店員から有名週刊誌の記者に転身した山田千穂氏による著書『ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ』(朝日新聞出版)より一部抜粋し、相性の悪い人とのやり取りをストレスフリーにする「6つのテクニック」をご紹介します。

苦手な相手との会話をストレスフリーにする6つのテクニック

具体的なポイントをいくつかご紹介しましょう。

 

  • 相手に対して何かを伝えるときは、一度立ち止まって考えて丁寧な言葉遣いで発する。
  • メールを送るときは、件名に要件を明記し、内容とのずれがないか確認する。
  • 最初に「寒くなってまいりましたが、お変わりありませんか?」「昨日は遅くまでお疲れさまでした」と気遣いの言葉を入れ、最後に「いつもありがとうございます」「急なお願いにご対応いただき○○さんには大変感謝しております」といった感謝の言葉を入れる。
  • 曖昧な表現に気をつける一方で、「できません」「違います」といった断定や否定を避ける。言いかえる場合、「できません」→「○日頂戴できればお引き受けできます」「違います」→「行き違いがあったようです」など表現を和らげる。
  • 失礼な言葉遣いやわかりにくい文章がないか、全体を2回は読み返す。
  • 来たメールに返信するときは、なるべく相手が使った言葉や言い回しを使う。

 

このような点を意識して気持ちよくやりとりできるようになれば、相性の悪さもさほど気にならなくなっていくでしょう。

 

ストレスの9割は人間関係の悩みといわれています。何かイヤな予感がした相手には、こちらから先手を打ってリスク回避したほうが余計なトラブルやストレスを抱え込まずにすむのです。

 

 

山田千穂
記者

編集協力:樺山美夏

 

※本連載は、山田千穂氏の著書『ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ』(朝日新聞出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ

ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ

山田 千穂

朝日新聞出版

渋谷109のカリスマ店員から有名週刊誌記者に転身した著者が、相手がつい心をゆるしてしまう、つい本音をもらしすぎてしまう「聞き方」のコツを大公開! いずれの業界でも、すさまじい競争と駆け引きの現場で試行錯誤と失敗を…

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