(※写真はイメージです/PIXTA)

“ちょっとしたパーティ”やイベントなど、どう過ごしてよいのかわからず、苦手に感じる人も少なくありません。何を話していいかわからずについ空回りしてしまうことも……。そこで本稿では、渋谷109のカリスマ店員から有名週刊誌の記者に転身した山田千穂氏による著書『ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ』(朝日新聞出版)より一部抜粋し、大人数でのコミュニケーションで心がけるべきポイントについて解説します。

複数の人と話すときは大谷翔平を真似る

メジャーリーガーの大谷(おおたに)(しょう)(へい)選手のコミュニケーションがすばらしいことは、メディア業界でも有名です。何がすごいって、誰に対しても笑顔で、目配りも均等にするのです。

 

大人数の中で質問する人がいても、質問者がどこにいるか探して、その質問者に向かってきちんと答えを返します。大人数の取材の場合、時間が限られているので、1人あたりの質問に対して10秒前後で端的に話をまとめるのも上手です。

 

そのおかげで話が長かったり短すぎたりせず、均等に大谷選手のコメントが行き渡るので、取材陣も気持ちよく会場を後にすることができます。

 

そのような場面も含めて、大谷選手の人に対する振る舞いはテレビ越しに観察しても勉強になります。私も複数の人と話すときはもちろん、自分にもできそうと思えば、どんどん真似しています。あなたもぜひ、大谷選手のコミュニケーションを参考にしてみてください。

 

山田千穂
記者

編集協力:樺山美夏

 

※本連載は、山田千穂氏の著書『ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ』(朝日新聞出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ

ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ

山田 千穂

朝日新聞出版

渋谷109のカリスマ店員から有名週刊誌記者に転身した著者が、相手がつい心をゆるしてしまう、つい本音をもらしすぎてしまう「聞き方」のコツを大公開! いずれの業界でも、すさまじい競争と駆け引きの現場で試行錯誤と失敗を…

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