不動産投資における「収入」や「支出」には種類があり、それぞれ発生するタイミングが異なります。さらに忘れがちな「支出」もあり、それにより収支が悪化することも。知っておくだけで差がつくポイントを、不動産業界のトップセールスマンだった齊藤郁織氏が解説します。

知らなかった…は許されない。忘れがちな「3つの支出」

最後に、不動産投資で忘れがちな3つの支出について解説します。

 

購入時の諸費用

物件を買った際には様々な費用が発生します。不動産登記費用、印紙税、ローンの事務手数料、火災保険料や地震保険料……。これらは合わせて数十万円という規模になります。さらに、購入から少し遅れて不動産取得税(数万円~十数万円程度)も支払う必要がありますので、忘れないようにしましょう。

 

通常は現金でこれらの費用を支払う必要がありますが、銀行によってはこれらも含めてローンを組める場合があります。

 

設備交換費用

持っている部屋で設備(エアコンや乾燥機など)の交換が必要になった場合、交換費用はオーナーが負担しなければなりません。15年程度で交換が必要な設備は多く、それらすべて交換した場合の費用は50万円程度が目安とされています。設備交換は通常、入居者の入れ替え時に行うので、退去が発生したら賃貸管理会社とコミュニケーションを取りながら設備交換するかしないかを決めることになります。

 

固定資産税

1月1日時点で不動産を持っている方には、物件に固定資産税(物件の場所によっては、加えて都市計画税)がかかります。意外とこれを認識していない方も多く、初めて国から固定資産税の通知書を受けとって混乱する方も多いようです。

 

金額は区分マンションの場合は数万円程度で、1度に全額支払ってしまうか、4回に分けて支払うか選択することができます。

 

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