(※写真はイメージです/PIXTA)

「広い庭付き一軒家」を夢見て、節制につとめていた夫婦。ついに念願がかないますが、「夢と現実のギャップ」に直面することになり…。本記事では、「生活スタイルと住居」の関係性を考えていきます。

「地域のコミュニティ活動」でも問題発生

さらに、周囲の住民との関係も一筋縄ではいきませんでした。近所には同じように一軒家を持つ家族が多く、由梨さんは地域のコミュニティ活動に参加するよう求められました。しかし、共働きの彼らにはそのような時間の余裕はなく、次第に近所の人々との関係がぎこちなくなっていきました。

 

由梨さんは「他の家庭との距離感をどう取っていいのか分からない」と悩みを抱えました。特に、地域のイベントや子供の行事などで他の主婦たちと話す機会が増えると、その違いに圧倒されることが多くなりました。

 

家の維持に時間と労力を取られることで、家族で過ごす時間も少なくなっていきました。二人とも帰宅が遅く、週末も家事に追われるため、夫婦の会話や子供との触れ合いの時間が減っていきました。特に、子供たちは「お父さんとお母さんがもっと遊んでくれたらいいのに」と寂しさを感じているようでした。

一軒家の処分を決意

結局、二人はこの生活を続けることに限界を感じ、再び賃貸マンションに戻ることを決意しました。二人で話し合った結果、「無理をしてまで一軒家に住むことが本当に幸せなのか」と疑問を抱くようになり、元の生活に戻ることが最善と判断しました。2021年の国土交通省『住宅市場動向調査』では、都心の賃貸マンションは利便性と生活の快適さを求める家庭に特に人気があると報告されています。

 

彼らは一軒家を売却することに決めました。市場調査を行い、不動産会社に相談した結果、適正価格で売却することができました。売却によって得た資金は、彼らの貯金と今後の生活費に充てることにしました。

 

再び都心の賃貸マンションに戻ると、二人は「肩の荷が下りた」と感じました。通勤も楽になり、家族で過ごす時間も増え、経済的な負担も軽減されました。佐藤さんは「無理をしないで、自分たちに合った生活を見つけることが大切だ」と感じるようになりました。

 

夢を追い求めることも大切ですが、現実や自分たちに合った生活スタイルを見極めることも重要です。無理をしてまで手に入れるものが、本当に自分たちの幸せに繋がるかどうか、慎重に考える必要があります。

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