(※画像はイメージです/PIXTA)

厚生労働省『令和5年 賃金構造基本統計調査』より、全144種の職種別賃金を見ていきます。

「平均年収1,779万4,100円」…夢の高給取りは?

第1位となったのは「航空機操縦士(パイロット)」。平均年収1,779万4,100円(平均月給138万500円、平均年齢43.4歳、平均勤続年数15.6年)という結果です。

 

多くの命を預かり、高度な技術を要するパイロット。時差への適応を含め体力も必要とされます。労働者数は5,170人(医師は12.7万人)と少なく誰にでも任せられる職ではありませんから、1位となったのも頷けるところでしょうか。

 

日本国内では、1980年代後半までに採用したパイロットが2030年頃に大量に定年退職することで人材不足が懸念される「2030年問題」も存在しています。

 

さて、平均給与「458万円」を超えた職種は79種。1,000万円超えとなったのは「航空操縦士」「医師」のほか、「法務従事者」(平均月給77万800円、平均賞与196万7,200円、年齢51.2歳、勤続年数5.6年)、「大学教授(高専含む)」(平均月給66万6,300円、平均賞与275万1,500円、年齢58.1歳、勤続年数17.4年)のみでした([図表]参照)。

 

厚生労働省『令和5年 賃金構造基本統計調査』より編集部作成 ※その他の経営・金融・保険専門職業従事者…法務従事者、公認会計士、税理士を除く
[図表]「推定平均年収」上位10職種 厚生労働省『令和5年 賃金構造基本統計調査』より編集部作成
※その他の経営・金融・保険専門職業従事者…法務従事者、公認会計士、税理士を除く

 

[図表]の上位10職種は、想像通りの結果でしょうか。

 

コロナ禍、航空需要が世界的に大きくダウンしたことは記憶に新しいでしょう。しかし昨今ではインバウンド客が増加し、再び航空需要が高まっています。安定性を感じさせる職ではないかもしれませんが、それをもってしても魅力のある職であることは間違いなさそうです。

 

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