よくある失敗パターン
初期の段階で陥りやすい失敗の例も紹介します。それは「自社の商品やサービスの紹介をし続ける」、「専門知識を紹介し続ける」パターンです。自社商品やサービスの紹介は悪いことではないのですが、基本的に商品・サービス自体に驚異的な魅力があるか、商品・サービスが流行しているかのどちらかでなければ、失敗しやすいです。
例えばラーメン屋さんが自社商品の紹介をするとします。でも、自分で自分たちのラーメンを紹介しているアカウントより、ラーメン紹介専門アカウントが紹介している方が信憑性が高いと思いませんか? そうなると視聴者の意識的にもいいプロモーションになりません。この場合はラーメン以外で人にキャラクターをつけるか、ラーメン屋を題材にエンタメを掛け合わせて視聴者を楽しませ、行ってみたいと思わせるのがいいでしょう。
また「専門知識を紹介し続ける」パターンですが、これは私たちが初期の頃に陥ったパターンです。その業種に興味がある人が少なく、いくら有益な情報でもバズりづらいのです。
YouTube開設当初、設備工事に関わるエアコンなどの家庭用電化製品について、一般でも多くの方が抱く疑問を題材にし、役立つ情報を発信していました。当時はYouTube Shortsもなかったため、横動画で発信していましたが、再生数が伸びることはほぼありませんでした。
長野 雅樹
株式会社リンクロノヴァ
代表取締役社長
鈴木 啓太
株式会社リセンダー
社員
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