3分速読でビッグチェンジを判断する3STEP
STEP1:決算短信を見て、増収増益を確認する
決算短信の1ページ目に載っている「売上高」と「営業利益」の「前年同期比」をチェックし、増収増益を確認します。5%増といった1ケタの増収増益は安定成長株としての魅力はあっても、株価の急成長は期待できません。企業規模にもよるので一概にはいえないのですが、最低でも15%以上の2ケタ増収と2ケタ増益になっているかをチェックします。
STEP2:決算短信のコメント欄で、増収増益の理由や背景を確認する
売上高と営業利益が大きく伸びている場合は、決算短信の4ページ目に「経営成績に関する説明」の欄に四半期の業績について解説やその背景に関するコメントが記載されているので、ここで増収増益の背景を確認します。背景がよくわからない場合は、決算説明資料などほかの情報源にもあたってみましょう。
環境の変化や国策による追い風、M&Aや新製品・サービスの好調など、前述したビッグチェンジのパターンになにかしらあてはまっていたら注目です。
STEP3:前四半期比(QonQ)での推移を確認する
第1四半期(1Q、四半期はクオーターと英訳されるので、以下Qと表記)決算であればシンプルに期の初め3か月間の成績ですが、2Q以降の決算は3か月ではなく期初からの累計で発表されます。
つまり、2Qであれば6か月、3Qであれば9か月、本決算である4Qは1年間の成績になります。このため、四半期が進むほどに直近3か月単体での成績がわかりにくくなります。
たとえば3Q決算が前年の3Q決算と比べて大きく伸びていたとしても、それは2Qまでの伸びが大きくて、直近の3か月では減速している可能性もあります。いくら3Qまでの累計の数字が良くても、QonQで鈍化しているようなら好業績が継続しそうだとは思えません。
こうした点を確認するためには、最新の決算の数字から前の決算の数字を引き算して、期初からの累計ではなく直近の3か月の成績を確認する必要があります。これが地味に面倒なのですが、マネックス証券が提供している日本株分析ツール「銘柄スカウター」ならその数字が一発で確認できます。
この作業で、直近の四半期の売上高の棒グラフが頭一つ抜き出てきたり、営業利益の折れ線グラフが急角度で上昇しているような勢いづいた様子があるかどうかを確認しましょう。
かぶカブキ
元証券マンの個人投資家
※本記事は『決算書3分速読から見つける10倍株ときどき50倍株 2年で資産を17.5倍に増やした元証券マンの投資術』(KADOKAWA)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
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