新たな人材を採用するならば「面接」を避けては通れません。東京エグゼクティブ・サーチの代表取締役社長・福留拓人氏曰く、過熱する採用市場は「二極化」が進んでいるようです。そこで本記事では、最新の「面接」の実情と優秀な人材を採用するコツについて解説します。
(※写真はイメージです/PIXTA)
採用プロセスが適切か確認する
愛社精神があって理念を高く維持している人が採用の最前線に出ていくこと、これは非常に素晴らしいことでメリットしかないと思いますが、ごくまれに狂信的といいますか、新興宗教のようになる企業もあります。
自社を社内で美化する、洗脳的なやり方で求心力を高めている会社は、非常に閉鎖的であることが多いようです。そうなると自社の進めているプロセスを客観的に評価できなくなってしまいます。
そのギャップが大きいと、採用の過程でロスを生み出すことになるので注意してほしいと思います。結果として採用市場から見離されていないかどうかの注意は払わねばなりません。
たとえばエージェントやコンサルタントから「対応が長すぎる」と指摘を受けた場合は、すこし軌道修正して採用の戦略や戦術を見直す必要があるかもしれません。
福留 拓人
東京エグゼクティブ・サーチ株式会社
代表取締役社長