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2022年1月に岡三証券と経営統合し、同社の社内カンパニーとして誕生したのが「岡三オンライン」(旧社名は「岡三オンライン証券株式会社」)。当時から「岡三RSS」や「岡三ネットトレーダー」などのツールに定評があり、初心者から上級者まで幅広い層の支持を集めている。なお、岡三証券グループは2023年に創業100周年を迎え、経営哲学「お客さま大事」を礎に「お客さま・社員から『選ばれる会社』」を目指している。
1.「岡三証券」と経営統合をした背景…「オムニネット」との違いは?
資産形成ゴールドオンライン編集部の近藤です。
よろしくお願いします。
岡三オンラインの城平(じょうひら)です。
よろしくお願いします。
まずは、2022年1月に岡三証券と経営統合した背景を教えてください。
旧社名は「岡三オンライン証券」だったはずです。
対面とネットではお客さまの属性が異なったため、「岡三証券」と「岡三オンライン証券」に分けて、それぞれきめ細かいサービスを提供しておりました。
しかし、ネット証券の利用者のなかには誰かに相談したいという方もいたことから、ワンストップでお客さまの様々なニーズに応えられるようにと経営統合に至りました。
店舗を構えて資産運用の相談ができるネット証券も一部にはありますし、これも時代の流れかもしれませんね。
疑問に思ったのですが、岡三証券のなかには「オムニネット」というネット取引サービスがあったはずです。「岡三オンライン」とは何が違うのでしょうか?
「オムニネット」は、あくまでも対面の岡三証券での取引を補完するためのサービスで、わからないことがあったら営業担当に聞いて、自分でオムニネットで発注する使い方もできます。
一方、ご自身で判断して取引される方は「岡三オンライン」をご利用いただく形となっています。
「岡三オンライン」なら「オムニネット」で取り扱っているほとんどの商品を取引できるうえ、取引手数料も安くなっています。
ユーザーは、投資経験や取引したい商品によって、どっちのネット取引サービスを利用するかを選べるということですね。
\創業100年の岡三証券グループ/
2.「レベルに応じた取引ツール」や「充実した投資情報」が強み
岡三オンラインの強みは、どのようなところにあるのでしょうか?
ご自身の取引経験に応じて、複数の「取引ツール」から選べることです。
選択肢が多くても使いこなせなければあまり意味がないと思うのですが、どのツールを使ったらいいかのヒントを教えてください。
これは見やすくて使いやすいそうですね!
スマホの文字が大きい「らくらくホン」が年配者の方を中心に人気があるように、取引ツールも「買い」と「売り」ができればいいという人はいるはずですからね。
発注ボタンの下にいくと、チャートや基本的な銘柄情報を見ることもできるので、取引に必要な最低限の情報が揃っています。
チャートに色々なテクニカル指標があり過ぎると逆に判断に迷って、なかなか投資できないこともありますからね。
取引経験がある方なら、「岡三ネットトレーダーWEB2」から使い始めてもいいかもしれませんね。
そして、自宅のPCで本格的に取引したい上級者の方におすすめなのが、「岡三ネットトレーダープレミアム」です。
これはデイトレーダーの方々に意見をヒアリングしながら開発したツールで、スピーディに発注できると評判です。
黒のデザインがかっこいいですね!
登録は何銘柄までできるのですか?
2,000銘柄まで登録して、株価をウォッチすることができます。
2,000銘柄も登録できれば十分ですね!
また、登録した銘柄は他の取引ツールにも自動的に引き継がれる点もご好評をいただいております。
銘柄を登録し直す手間がないなら、自分のレベルに応じて取引ツールを簡単に変更できますね。
売買ルールを決めてその通りに発注するように設定しておけば、あとは全部自動でトレードをしてくれるのですよね?
私もシステムトレードに興味があったのですが、VBAがわからなくて…。
発注までしなくても、たとえば取引終了後に全銘柄の4本値(始値・終値・高値・安値)を岡三RSSでボタン1つで自動取得し、Excelの関数で分析するといった使い方もできますよ。
通常の取引ツールであれば用意されたデータしか使えませんが、岡三RSSを活用すれば自分が考えた売買シグナルを点灯させることもできるので、アイディア次第でトレードの幅が広がりそうですね!
「RSS機能」を提供しているネット証券は他にもありますが、発注機能を導入したのは当社が初めてです。
ずっと前からシステム開発に力を入れていたということですね!
初心者をはじめ、デイトレーダーなどの上級者にも幅広く支持されているのがわかります。
では、取引ツール以外の強みについても教えてください。
岡三証券グループに在籍しているアナリストによる「投資情報」はぜひご活用いただきたいです。
投資情報のページには、口座を開設していなくても読める記事もありますが、「お客さま限定」と書かれた記事は口座がないと読むことができません。
自社でアナリストを抱えているのは強みですよね!
ネット証券の場合は基本的には自分で判断する必要があるので、投資情報が充実しているのは口座を開設するきっかけになりますね。
なかには機関投資家に出すような情報も含まれているので、お役立てください。
\アナリストレポートが無料で読める/
3. IPOは事前入金不要で誰にでも当選のチャンスあり!
IPO(新規公開株式)を獲得するための抽選は、初心者にも参加しやすい取引として有名です。
岡三オンラインのIPOの特長を教えていただけますでしょうか。
当社は岡三証券グループのブランド力を活かし、年間を通じて多くのIPO案件を取り扱っています。
申し込みは事前入金が不要で、誰でも気軽に抽選にご参加いただけます。
IPOの申し込みをした株数分のお金が必要な証券会社が多いなか、事前入金が不要なら資金が拘束されずに済みますね。
そうですね。当社の場合は、当選したらご入金いただく形をとっております。
抽選は3段階の「ステージ制」を採用しており、3ヵ月間の取引実績に応じて「ステージS」「ステージA」「ステージB」に分けています。
■岡三オンラインのIPOのステージ制
ステージ種類 | 判定基準 |
---|---|
ステージS |
・判定期間中に一度でも信用取引手数料優遇コース「プレミアゼロ」または「プラチナ」が適用された方 |
ステージA |
定期間中の全商品の取引手数料合計が10万円以上100万円未満の方 |
ステージB |
判定期間中の全商品の取引手数料合計が10万円未満の方 |
過去3ヵ月間の取引手数料が多いほどB→A→Sの順番にステージが上がっていくということですが、手数料10万円や100万円はハードルが高そうですね…。
株式取引以外の手数料も対象で、たとえばFXやCFD取引の手数料を合算することもできます。
得意な商品を取引しながらステージをアップさせて、株式取引はIPOの抽選だけ参加するといった使い方をしている方もいらっしゃいますよ。
そのあたりは自由度が高いのですね!
では、IPOの実際の抽選はどのように行っているのですか?
まず、ステージSの方を対象に「第一抽選」を行います。次に、ステージSとステージAの方を対象に「第二抽選」を行います。ここまでで、90%の割り当てが決まります。
そして、残り10%が完全抽選で、全ステージの方を対象に「第三抽選」を行います。
ステージSなら、3回抽選を行うということですね!
はい。抽選は「乱数」によって公平に実施しており、口座残高の大小などは関係ありません。
資金量が少ない初心者にも当選のチャンスがあるのは嬉しいですね!
\IPOの抽選は事前入金不要/
4. 初心者は「自分のお金」で投資を体験することから始めてほしい
政府の「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、資産運用の重要性がますます高まってくることが予想されます。
しかし、なかには 「投資に興味はあるけれど、損するのが怖い」という理由でなかなか始められない人もいると思います。
何かアドバイスをお願いできますでしょうか。
自分のお金で株式や投資信託を買って、投資を体験するところから始めることをおすすめします。
そうすれば、価格が上がっているのか下がっているのかが気になってチェックし、色々と気づきが出てくるはずです。
バーチャルではなく、自分のお金で試すことが大切なのですね。
そうですね。十数年前と比べて現在は10万円以下で買える銘柄はたくさんあり、当社なら100円から投資信託を買うことができます。
また、株式取引手数料は昔と比べてだいぶ安くなっており、怖いと思ったら買ったときと同じ値段で売って逃げることもできます。
ちなみに当社の「定額プラン」の場合、日本株の現物取引は1日の約定代金が100万円までは手数料無料となっています。
手数料無料なら、気軽に始められますね!
口座開設にかかる手数料や維持費もありません。なので、以前と比べて投資しやすい環境になったことは間違いありません。
個人投資家にとって投資は仕事ではないので、向いていないと思ったらやめることもできます。
投資を仕事にしているプロの場合は、相場が悪いときも取引をする必要がありますからね。
個人の場合は、不況のときは投資を休むこともできるので、そのあたりはメリットですね。
はい。「投資をやったことがないからしない」という考えをお持ちであれば、もったいないです。
食わず嫌いにならず、少額でもいいのでまずは自分のお金で試してから続けるかやめるかを判断したほうがいい、ということですね!
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5. 創業100周年を迎え、「岡三オンライン」が目指す姿は?
岡三証券グループは2023年に創業100周年を迎えましたが、そのなかで岡三オンラインは今後どのような証券会社を目指すのか、教えてください。
岡三証券グループとしては、グループの証券会社やIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)、地方の金融機関とも協力して、お客さまが望むサービスを総合的に提供することを目指しています。
「総合的に」というのは、どのような意味でしょうか?
外部のパートナーも活用することで証券以外にも“きめ細かなサービス”を提供し、お客さまだけでなく、ご家族やお子さまもすべて支えられる金融機関を目指すということです。
長期的なお付き合いができる証券会社を目指すということですね。
そのなかで岡三オンラインは、ネット取引に特化した証券会社として、商品ラインナップやシステムを充実させて、お客さまに満足していただけるように努めてまいります。
貴重なお話をありがとうございました!
6. インタビューを終えて筆者が感じたこと
インタビューにご対応いただいた城平様には、岡三証券で長年営業を担当した経験から、初心者は自分のお金を使って投資することの大切さを教えていただきました。
「試しにやってみることで見えてくる景色も変わってくる」という言葉が説得力があり、印象的でした。
岡三オンラインは2024年から始まる新しいNISAも提供予定で、資産形成をするパートナーとしてご検討ください。
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