4月16日の日経平均株価は、東京エレクトロンやアドバンテスト、信越化学工業などハイテク株が大崩れ。指数は一時900円を超える下げ幅となりました。日米の長期金利上昇を背景に、相対的な割高感が嫌気されたとみられます。前日比761.60円安の38,471.20円と、今年の2月21日以来、約2ヵ月ぶりの水準で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが33銘柄、値下がりが191銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファナック〈6954〉、テルモ〈4543〉、ニデック〈6594〉、HOYA〈7741〉、オリンパス〈7733〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億7,800万株、売買代金は4兆7,835.74億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、精密機器、医薬品が上昇した一方、海運業、石油・石炭製品、保険業、非鉄金属、証券業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がテラスカイ〈3915〉で+363円(+21.74%)の2,033円、2位がヨシムラ・フード・ホールディングス〈2884〉で+170円(+13.80%)の1,402円、3位がフルサト・マルカホールディングス〈7128〉で+181円(+8.91%)の2,213円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が古野電気〈6814〉で-500円(-21.77%)の1,797円、2位がFPパートナー〈7388〉で-950円(-15.78%)の5,070円、3位がヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス〈4433〉で-140円(-11.46%)の1,082円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは53銘柄、年初来安値を更新したのは174銘柄でした。
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