4月12日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高が好感されたほか、1ドル153円台という「歴史的な円高相場」も追い風となり、前日比プラスの水準でもみあう展開となりました。もっとも、指数は後場に入ると徐々に上げ幅を縮小させ、前日比80.92円高の39,523.55円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが157銘柄、値下がりが66銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、レーザーテック〈6920〉、テルモ〈4543〉、アドバンテスト〈6857〉、三井不動産〈8801〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、7&iHD〈3382〉、日東電工〈6988〉、安川電機〈6506〉、ニトリ〈9843〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億3,500万株、売買代金は4兆5,786.94億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、不動産業、その他金融業、ガラス・土石製品、水産・農林業、食料品などが上昇した一方、石油・石炭製品、小売業、電気・ガス業、海運業、鉄鋼などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がローツェ〈6323〉で+5,000円(+22.90%)の26,830円、2位がベルク〈9974〉で+950円(+13.53%)の7,970円、3位が霞ヶ関キャピタル〈3498〉で+1,560円(+9.79%)の17,490円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が新光商事〈8141〉で-178円(-15.70%)の956円、2位がクリーク・アンド・リバー社〈4763〉で-254円(-12.80%)の1,731円、3位がSHIFT〈3697〉で-2,155円(-10.38%)の18,615円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは182銘柄、年初来安値を更新したのは45銘柄でした。
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