(※写真はイメージです/PIXTA)

世間を賑わせている議員の裏金問題。国会議員の「金」まわりについて信頼度も落ちている中、内閣総理大臣らの給与が気になったことはないでしょうか。本記事では、国税庁『民間給与実態統計調査』(令和4年)などをもとに、「日本人のお給料」について広く見ていきます。

大手企業でも90万円だが…国会議員「冬のボーナス」の衝撃度

歳費とは、いわゆるお給料のことを指します。議長217万円、副議長158万4,000円、議員129万4,000円。

 

そのほか、期末手当と呼ばれるボーナスが支給されます。年2回、「歳費月額及びその歳費月額に百分の四十五を超えない範囲内で両議院の議長が協議して定める割合を乗じて得た額の合計額」などの細かい取り決めはありますが、昨年の冬はおよそ「約328万円」のボーナスが各議員の手にわたりました。

 

ちなみに、内閣総理大臣は「約596万円(返納後は約392万円)」、衆・参両院議長は「約551万円」となっています。

 

一方、経団連が発表した大手企業の昨年冬のボーナスは平均妥結額「90万6,413円」。議員のボーナスがいかに大きなものかがわかります。

 

「お給料」。多くの日本人にとって、最大の関心事であることは間違いないでしょう。責任の重さと比例して給与が上がればいいものの、そう上手くはいかないのが日本社会です。あの人、給与が高い割には……。といった反対の現象も往々にして起こり得ます。

 

給与とその中身。相応しいものであるのか? 国民の目が光っています。

 

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