クライアントがアドバイスをまったく聞いてくれない…スムーズに意見を受け入れてもらうための「今すぐ使える会話術」【コーチングのプロが助言】

クライアントがアドバイスをまったく聞いてくれない…スムーズに意見を受け入れてもらうための「今すぐ使える会話術」【コーチングのプロが助言】
(※写真はイメージです/PIXTA)

士業やコンサルタントという仕事をしていると、クライアントにアドバイスをする機会が少なからずあるものです。しかし、「なぜかクライアントがアドバイスを受け入れてくれない」ということがあれば、その対応に何らかの問題があると考えられます。本記事では『オーナー士業(R)になって、たちまち年商1億円を突破する方法』(すばる舎)から、著者の〈あべき光司氏〉が、クライアントに嫌がられる話し方と、正しい話し方を事例付きで解説します。

事例①クライアントが「押しつけられた」と感じる話し方

まず、クライアントがコンサルタントに意見を押しつけられたと感じて、アドバイスを受け入れてもらえない事例を見てみましょう。

 

コンサルタント「今社長のお話を聞いていて思ったんですが、私が以前に関わっていた会社が同じような課題をかかえていたんです。その会社でやってみたことで、うまくいったことがあるんです。……(うまくいった事例を紹介)……同じ業種ですし、会社の規模も似ているし、きっと社長のところでやってもうまくいくと思います。一度この方法でやってみましょう」
クライアント「確かに、面白いやり方ですね。いいとは思うけど、うちの会社とはそもそも客層がぜんぜん違うので、とてもうまくいくとは思えませんね」

 

この場合は、コンサルタントから一方的に自分のやり方を押しつけられているようにクライアントが感じているので、たとえ内心ではコンサルタントの意見が正しいと思ったとしても、素直に受け入れたくないのです。

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