投資を受けられる確率を上げるには
最終的には、事業というものはいくらでも変化できる、もしくは変化していかなければならないものだと思います。重要な点は、そこに創業経営者がいかに対応できるか、ほかの経営者となにが違うのかということです。
筆者の場合は、当時から支援してくれる株主には絶対に損はさせないという覚悟で運営していました。この言葉に説得力を持たせられることができたということですが、ほかの人にはない自分の強みを、事実ベースで伝えられることが肝要でしょう。
事業を創ってきただけではなく、直前に在籍していた土屋鞄製造所では取締役として売上・利益急成長の一助を担ってきたこと、別の会社では大企業向けのコンサルティングだけでなく投資業務も担当したからこそ、株主の気持ちやスタンスも理解できること、なども自己紹介がてらお話しました。
投資家は事業に投資すると同時に、人を見て投資をしています。
薄っぺらな誇張された自己紹介は本田さんレベルの人にはすぐ見抜かれるので、等身大の姿を見せること。なおかつ、自身が絶対にほかの人より優れている点で、それが現事業に大きく活きるポイントを探し、そこをちゃんと語ることができれば、投資を受けられる確率はぐんと上がるでしょう。
大澤 亮
株式会社Piece to Peace
代表取締役CEO
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