3月15日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株安を受けて、東京エレクトロン〈8035〉やアドバンテスト〈6857〉、レーザーテック〈6920〉など、半導体関連銘柄を中心に指数を押し下げました。ただ、日経平均株価のPERは16台前半、PBRは1.4台と指数に割高感はみられないなか、根強い先高観から押し目買いの動きも。一方向に下げる展開とはならず、マイナス圏でもみ合う展開となり、前日比99.74円安の38,707.64円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが144銘柄、値下がりが77銘柄、変わらずが4銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、レーザーテック〈6920〉、ダイキン工業〈6367〉、中外製薬〈4519〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、KDDI〈9433〉、第一三共〈4568〉、三菱商事〈8058〉、リクルートホールディングス〈6098〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は23億6,800万株、売買代金は5兆7,934.35億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業、卸売業、不動産業などが上昇した一方、海運業、銀行業、電気機器、金属製品、その他金融業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がエニグモ〈3665〉で+56円(+16.72%)の391円、2位が鎌倉新書〈6184〉で+100円(+16.67%)の700円、3位が巴工業〈6309〉で+640円(+16.41%)の4,540円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がANYCOLOR〈5032〉で-689円(-21.94%)の2,451円、2位がダブル・スコープ〈6619〉で-150円(-20.60%)の578円、3位がマネジメントソリューションズ〈7033〉で-500円(-17.57%)の2,345円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは100銘柄、年初来安値を更新したのは8銘柄でした。
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