2月6日の日経平均株価は、昨日の米国株式が下落していたこともあり、日経平均株価は寄り付きから売りが優勢。前場に一時36,073円まで下落する場面もありました。ただ午後に入ると日経平均株価は下げ幅を縮め、前日比193.50円安の36,160.66円で取引を終えました。トヨタが2024年3月期の連結重利益見通しを上方修正したことで、投資家心理が改善したとみられています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが70銘柄、値下がりが154銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ダイキン工業〈6367〉、オムロン〈6645〉、ファーストリテイリング〈9983〉、KDDI〈9433〉、ファナック〈6954〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、トヨタ自動車〈7203〉、レーザーテック〈6920〉、キッコーマン〈2801〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億1,100万株、売買代金は5兆0,274.08億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、輸送用機器械、水産・農林業、パルプ・紙、証券業が上昇した一方、電気・ガス業、鉱業、銀行業、不動産業、石油・石炭製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がデクセリアルズ〈4980〉で+700円(+15.74%)の5,146円、2位がアステリア〈3853〉で+73円(+12.46%)の659円、3位がブレインパッド〈3655〉で+137円(+12.20%)の1,260円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がオムロン〈6645〉で-1,000円(-15.27%)の5,547円、2位が大平洋金属〈5541〉で-153円(-10.07%)の1,367円、3位が日本冶金工業〈5480〉で-445円(-9.53%)の4,225円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは90銘柄、年初来安値を更新したのは13銘柄でした。
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