今回からは、本連載の主テーマとなる「ホテルレジデンス」について、具体的な事例を見ていきます。まずは、ホノルルの代表的なホテルレジデンスである「Trump International Hotel Waikiki Beachwalk」(トランプ・ワイキキ)です。

2006年の発売時には全462室が1日で完売

Trump International Hotel Waikiki Beachwalk(以下、Trump International Hotel)は、ホノルルの代表的なホテルレジデンスです。今回は、その概要、そしてオーナーになったときの利用方法などを見ていきます。

 

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<概要>
2009年11月、ホノルル・ワイキキエリアでは約25年ぶりに新しいホテルとして誕生したTrump International Hotelですが、今ではハワイのホテルレジデンスの代表格となりました。このホテルが他と異なっていたのは、ラグジュアリーホテルでありながら、資産性の高い不動産であるという一面を兼ね備えているところで、2006年11月に販売された際には、全462室が1日で売れたという記録を持っています。

 

スタジオ(ワンルーム)から3ベッドルームまでの部屋があり、階数は38階建てです。ビーチまで徒歩5分という距離、また質の高いホテルサービスを提供している等の理由から、2015年にはフォーブズ・トラベルガイドにてホノルル唯一の5つ星ホテルの認定を受け、ホテルとしてワイキキ内でトップクラスの人気を博しています。アメニティとしては、プール、ジム(24時間利用可能)、SPA、会議室、またレストラン等が用意されています。

完全に個人の別荘として使用することも可能

<オーナーとしての利用方法>
前述のとおり、462室全てはフルオーナーシップの不動産として販売されており、オーナーとなった場合は大きく分けて2通りの利用方法があります。

 

①別荘としての利用
ホテルの1室として稼働させず、完全に個人の別荘として所有するスタイルです。前回述べたとおり、ここでホテルレジデンスが単なる住戸と異なるのは、希望に応じて全てのホテルサービスが享受できる点です(別途料金が発生します)。

 

日本に在住しているオーナーの視点で見ると、戸建てやコンドミニアムの場合には、庭、水周りや室内等のメンテナンスを定期的に行う必要がありますが、ホテルレジデンスの場合には日本から依頼することでホテルが万全の体勢でサポートしてくれますので、長期間空けて再度利用する際も安心です。自身の部屋となりますので、好きな家具を入れて、セカンドホームとして楽しむことができます。


②ホテルとしてレンタルする場合の利用
公式に用意されたレンタルプログラムに加入して利用するスタイルです。レンタルプログラムに参加した場合には、部屋の稼働実績に応じて毎月宿泊料収入を得ることができるようになります。

 

もちろん、事前に予約を入れることで、所有する部屋の利用も可能です。また、この際には所有している部屋を利用になりますので宿泊料はかかりません。上記の別荘利用のケースと同じように、希望の際に清掃等のサービスをリクエストすることで、ホテルサービスを受けることができます(別途料金が発生します)。

 

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Trump International Hotelは、過去6年間でワイキキを代表するホテルになりましたが、開発時から、日本人オーナーの満足度向上を目指し、スタジオタイプから全てのお部屋にバスタブを入れる等、日本人向けの設備が備わっていることも見逃せない特徴です。


次回は、このTrump International Hotelにはどんな部屋があるのか、より具体的に見ていきます。

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