(※写真はイメージです/PIXTA)

『住民基本台帳人口移動報告』(令和4年)より、47都道府県の人口流出について見ていきます。

「東京一強」は変化せず?

そのほか36道府県は「転出超過」。つまり出ていった人々の数のほうが多くなっています。転出超過数の内訳を見ると、最多となったのは広島県「9,207人」。愛知県「7,910人」、福島県「6,733人」、新潟県「5,830人」と続きます。前年に比べ転出超過数が最も拡大しているのは愛知県です。

 

ちなみに21大都市(東京都特別区部及び20政令指定都市)別の転入者数を見てみると、前年に比べ転入者数が増加しているのは、東京都特別区部「1万9,469人」、大阪市「3,485人」となっています。

 

一方の転出者数。前年に比べ転出者数が最も増加しているのは、名古屋市「3,642人」、次いで福岡市「2,385人となっています。令和2年には東京都特別区部の転出者は「2万1,088人」となっていましたから、コロナ禍を経て、結局人が東京に戻ってきたことをうかがえます。

 

「東京一強」が変化するかとも思われたコロナ禍。しかし現在のところは、やはり一強であり続けているようです。

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