最初にじっくりと自分の推しを見極める
カリスマ投資家として世界的に有名な人にアメリカ人のウォーレン・バフェットがいます。バフェットさんは割安に放置されているバリュー株の中から、未来のストーリーを感じる銘柄を選別して投資をする名人です。
それで世界有数の富豪になりました。バフェットさんの投資手法で、私がもう一つ真似したいなと思うのは基本的に長期保有を前提としている点です。株はあくまでもお金儲けのためだから、ある程度利益が出たら即売買というのもありだとは思います。
だけど長期的な成長を見込めるストーリーを見出せたら、大きな収益を狙うこともできます。長期がどのくらいかは各人で感覚が異なるとは思いますが、投資の業界で一般的に言われているのは少なくとも10年くらいです。
プロ投資家の場合は「損切り」という言葉があるように、ある程度下がったら自動的に売って、他の株に変えるということもできますが、個人だとなかなかその判断が難しいですよね。
だから、初心者や株をずっと注目して見ていられないという人ほど、最初にじっくりと銘柄を見極めて、長く持てる資金でゆったりと取り組むのが良いと思います。
そういった意味では私は推し活的に株を買うことをおススメします。ニュースや会社の決算の発表なんかを見ながら考えていくわけですから、自分の興味がある会社の方が良いですよね。誰にでも得意、不得意の分野ってあると思うんです。
たとえば主婦だったら、スーパーの食材や日用品を実際に買ってみて「このサービスはすごい!」とか「この商品は絶対売れる!」というものを選別する能力に長けていますよね。
自分で使ってみて、過去の値動きも確認して、良さそうと思ったら、応援を兼ねてその会社の株を買ってみると良いと思います。