そもそもなぜ海外留学へのニーズは年々高まっているのか
若いうちに日本から出て教育を受ける1番のメリットは、語学力がつくという事と苛烈な受験戦争に参入しなくてよいというところです。
カナダの学校を卒業したいという希望がある場合、15歳程でカナダに来て実際に生活をしながら語学を学んでいくわけですが、大学生や社会人になってからワーキングホリデーで来る場合と比べると英語の語学力の伸び方も違います。また、早い段階から多文化に触れて国際教養を身につけることができます。
日本で中学受験を経験し、私立の一貫校にいるお子さんを持つ親御さんから未成年の単身留学の問い合わせいただく機会も増えていて、「中学受験はしたけど高校では同じような受験戦争をしたくない」というお子さんの願望と、学校でひたすら覚える形式の勉強や夜遅くまで塾通いなどをせざるを得ない教育に疑問を持ち、「子供を子供らしく育てたい」というご要望から海外留学を検討される方が多いです。
たとえばカナダの学校ですと、夏休みの過ごし方にしても日本とはまったく異なります。学校がない夏休みには課題や宿題はなく、サマーキャンプなどに参加することによって子供自身が趣味、特技、個性を知るよい機会となり、自発的に興味のあることを学び経験していく期間になります。
夏休みを利用した短期留学も可能
夏休みを利用した短期留学の場合、1ヵ月や、さらに短期ですと2週間での留学も可能です。
夏に留学を行うメリットは、子供1人だけでいきなり海外に送り出すのは不安だけど、夏休みを利用して親が同伴で来ることによってバンクーバーがどんなところか、そして旅行ではなく実際に学校へ通ってみてカナダでの生活を体験できるという意味で人気のシーズンになります。
夏休みに家族3人でバンクーバーの語学学校へ短期留学した場合の費用の目安はこちらです。
語学学校へ短期留学したときの費用の目安
・2023年夏の参考金額
・親1名、子供2名の場合
・費用には語学学校の授業料、ホームステイ手配費用、滞在費用が含まれる
・航空券代は別途必要
ネットの情報だけでは絶対に知り得ない学校や学区の評価
長期留学でカナダの中高校留学をされる場合、学校や学区それぞれの特色を理解して学校を選ぶ必要があります。
たとえば、留学生が卒業しやすいかどうか、留学生へのケアが手厚いかどうかなど、インターネットやカナダ人でさえも知らない、教育の専門家しか知らない情報がたくさんあります。
裏を返せば、現地での評判がよくないにも関わらずインターネットでおすすめされている学校もあります。
たとえば、学校説明をしてくれた担当者がよい方だったとしても、それと実際の学校の雰囲気や地域の雰囲気はまったくの別物です。
だからこそ、生徒や留学生に対する学校側の対応で過去に問題がなかったかなど、現地で長年教育に携わっているからこそ得られる信頼度の高い情報から、客観的に学校のよし悪しを判断できるスキルと経験が必要になってきます。私達の場合は現地情報に精通したうえで学校選びのカウンセリングを行います。
たとえば、非常に優秀な生徒が集まる学校に入学させて、相対的にBの成績で卒業させることがよい判断なのか、それとも同じくらいの学力でも留学生として成績が取れる学校に入学しストレートAの成績で希望大学に出願するのとでは、大学側の印象がまったく違います。