【12/7(土)開催】
従来の分散投資で資産を守れるのか?新時代の富裕層が実践する
金融大国「シンガポール」や「フィリピン永住権」を活用した新・資産防衛法
IMFがみる「フィリピン経済」の現況と2024年予測
国際通貨基金(IMF)は、フィリピンの今年の成長見通しを6%から6.2%に引き上げました。内需が強力なため、成長が持続するとの見通しです。IMFは、強力な第一四半期の成長を反映して、フィリピンの今年の成長予測を修正したとしています。
フィリピン経済は第一四半期に6.4%の成長を遂げ、予想を上回りましたが、2022年同期の8%の成長には及びませんでした。IMFの2023年通年の国内総生産(GDP)成長予測は、フィリピン政府の6~7%の目標範囲内にあります。2022年、GDPは7.6%成長しました。一方でフィリピンの2024年の成長予測を5.8%から5.5%に下方修正しています。これは政府の6.5~8%のGDP成長目標よりも低いです。2024年の予測を下方修正した理由としては、世界的な景気後退と金融政策の引き締めの継続の影響を考慮したとしています。
またIMFのフィリピンの成長予測は、2023年と2024年の両方で東南アジア諸国連合(ASEAN-5)の見通しを上回っています。ASEAN-5は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイで構成されています。IMFは、ASEAN-5の今年の成長見通しを4.5%から4.6%に引き上げましたが、2024年の見通しは4.6%から4.5%に下方修正しました。
IMFの世界経済見通し(WEO)の2023年7月更新値では、2023年の世界の成長予測が2.8%から3%に引き上げられましたが、前年の3.5%成長にはおよびません。2024年については3%の世界経済成長予測を維持しています。これらの予測は、2000年から2019年までの年平均3.8%を下回っています。世界の成長見通しに対するリスクとして、持続的なインフレ、中国経済の予想よりも遅い回復、債務問題、および地政学的緊張の強化を挙げています。
また多くの国でインフレは緩和しているが、依然として高止まりしていると指摘しています。今年の世界のヘッドラインインフレを6.8%と見込み、2024年には5.2%に緩和すると予測しています。
フィリピンについては、2023年の年間インフレを6.3%から5.5%に引き下げました。2024年には3.2%に更に減少する見通しを示しています。なお、これらのインフレ予測は、BSPが予測している2023年の5.4%および2024年の2.9%の予測を上回っています。
IMFは、燃料と食品価格が最近下落しているが、エルニーニョ現象、労働市場の引き締まりによる賃金上昇、商品価格の変動によるインフレリスクに注意することが重要としています。フィリピン気象庁は、今般エルニーニョ現象の発生を発表し、来年第1四半期まで続くと予想しています。
またフィリピン首都圏の最低賃金が7月16日にP40引き上げられ、他の地域の最低賃金も9月に決定が予定されています。食品と燃料の価格変動を除いたフィリピンのコアインフレは、6月に7.7%から7.4%に低下しましたが、ここまでの2023年平均は7.7%と高い数値です。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!