前回は、投資用マンションの許容できる欠点、許容できない欠点について説明しました。今回は、マンション投資で選びたい「間取りの自由度が高い」物件などについて見ていきます。

柔軟に間取りを変えられる部屋は「競争力」が高い

物件を選ぶ際には、「選択肢が多い物件かどうか」という視点も大切です。選択の幅が広いほど、より多くの賃貸ニーズを取り込めますし、状況に応じた対応が可能だからです。

 

●フレキシビリティの高い間取り

まず入居者にとって選択肢の多い物件を考えてみましょう。

 

40㎡前後で2DKの物件があるとします。最近はリビングの広い間取りが人気なので、自宅用で購入した場合、細かく部屋が分かれた2DKを広々したリビングをもつ1LDKにリフォームする人も多いようです。

 

しかし、貸すときは2DKのほうが安心です。子供のいる家族など、「この物件でなくては住めない」という人もいるため、競争力があるからです。また、家族で住めるという点から、単身者より長い入居期間となり、家賃を安定的に得ることができます。

 

ただ、2DKが全部壁で区分けされていると、今度は1LDKとして使いたいニーズに応えられません。そこで、引き戸で部屋を区切っているなど、住む人によって間取りを変えられる部屋だと、より理想的と言えます。

 

【図表1 フレキシブルに使える間取りの例①】

 

 

【図表2 フレキシブルに使える間取りの例②】

 

相場より安い家賃のマンションも狙い目

●安く購入できて、さまざまな可能性がある物件

オーナーにとって選択肢の多い物件であることも大切です。

 

まれに、とてもよい立地の資産性の高いマンションなのに、入居者が相場よりも安い家賃で入っていて利回りが低い、ということがあります。こうした物件は、すぐに家賃を上げることは難しいため、その分安い価格で購入できる場合があります。

 

購入後の選択肢としては、

 

●そのまま保有する→ 

・入居者が入っている限り毎月家賃が入る

・更新のタイミングで家賃値上げを打診できる

・入居者が退去すれば、相場家賃で新たに募集できる

 

●売却を検討する→ 

・賃借人が出たタイミングで空室のまま自宅用として高く売却する

・相場の家賃で新しい賃借人が入居した状態で、オーナーチェンジ物件として売却する

 

などが考えられます。

 

このような物件も、長い目で見れば、投資として狙い目の物件だといえます。

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    本連載は、2016年6月30日刊行の書籍『働く女性たちへ 今すぐマンション投資を始めなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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    梅田 圭子

    幻冬舎メディアコンサルティング

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