総務省と経済産業省による『経済センサス活動調査』によると、日本には367万もの会社があり日本標準産業分類で大きく20の業種に区分されます。業界ごとに、取り巻く環境はさまざま。それぞれの業界のトップ企業と、給与事情についてみていきましょう。今回、焦点を当てるのは「コンビニ」。

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート…コンビニ大手3社の平均給与

 

23年6月20日に発表された日本フランチャイズチェーン協会「JFAコンビニエンスストア統計調査月報」によると、22年12月末時点の全国のコンビニエンスストア(セイコーマート、セブンイレブン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソン)の合計店舗数は55,838店舗に上ります。

 

売上高TOP3の企業の店舗数をみると、「セブンイレブン」が21,401店(23年5月末時点)、「ローソン」が14,631店(ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100の合計、23年2月末時点)、「ファミリーマート」16,491店(23年5月末時点)となっており、上位3社で国内コンビニエンスストア店舗数の9割以上を占めていることがわかります。

 

今回は、この上位3社にフォーカスします。まずは、3社の売上高をみていきましょう。

 

【コンビニ大手3社・売上高】

1位「セブンイレブン」8,903億円(国内コンビニエンスストア事業)
※第18期有価証券報告書

 

2位「ローソン」6,979億円(国内コンビニエンスストア事業)
※第48期有価証券報告書

 

3位「ファミリーマート」4,615億円
※第42期有価証券報告書

 

次に、合計2兆497億円もの売り上げを誇る大手3社の給与事情を有価証券報告書からみていきます。各社の平均給与は、売上高と同様にセブンイレブン→ローソン→ファミリーマートの順になりました。

 

セブンイレブン(株式会社セブン&アイ・ホールディングス)

776万3,397円

(従業員:1,017人、平均年齢:43.3歳、平均勤続年数:15年3ヶ月)

 

ローソン

652万9,000円

(従業員:4,454人、平均年齢:42.1歳、平均勤続年数:15年2ヵ月)

 

ファミリーマート

641万6,000円

(従業員:5,718人、平均年齢:41.3歳、平均勤続年数:11年8か月)

 

 

オルカン、S&P500…「新NISA」の最適な投資対象とは
金融資産1億円以上の方だからできる活用法

>>11/7(木)LIVE配信<<

 

富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<

次ページ規模の大小で給与差の大きい卸売・小売業界

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録