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いきなり「年収2000万円」をめざすべきワケ
なぜ、いきなり年収2000万円をめざすのか？
これまで、年収450万円になるまでは、 「今はとにかくがむしゃらに働くべきだ！」と伝えてきた。その一方で、お金に気を向け、日々の生活を質素にするべきだと。この状態をキープできれば確実に預金額は増えていくはずだ。
そう遠くないうちに、気づくと100万円、200万円、300万円と預金額が増えていくだろう。仮に預金額が10万円もない時代があったとしたら、預金が100万円、200万円になると違う景色が見えてくる。気持ちにも少しずつ余裕が出てくるだろう。
しかし、まだまだ道半ばだ。気をゆるめてはいけない。少しずつでも確実に預金額が増えるようになったら、次は年収2000万円をめざしたい。2000万円という数字に驚くかもしれないね。
まずは1000万円をめざすべきなのでは？ と思うかもしれない。年収1000万円は、確かに多くの人が目標とする額だ。日本で年収1000万円以上を稼いでいる人は全体の約５％といわれているから、多くの人はまずそこをめざすのだろう。
年収1000万円では「豊かな暮らしができない」
だが年収1000万円では、実際はそれほど豊かな暮らしはできないんだよ。年収が1000万円になったとしても、一般的にはそこから社会保険料と住民税が約180万円、所得税約100万円が差し引かれる。
つまり実際の手取りは約720万円。1ヵ月にすると約60万円だ。
もちろん住んでいる地域や家族の人数によっても変わってくるけれど、とくに都心部で暮らしている人にとって1ヵ月約60万円という金額は、特別に豊かに暮らせる額ではないんだ。
年収2000万円になると、実際の年の手取りは約1300万円になる。1ヵ月の手取りは約100万円だ。仮に家族4人で都心部に暮らしているとしても、これくらいの収入があれば預金にも十分な額を回せるし、旅行などのレジャー費用も惜しみなく使うことができるだろう。
よって次のステップは年収2000万円をめざそう。
