(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2023年3月27日~4月7日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、上昇しました。3月中旬来、欧米金融機関の信用不安によって市場ではリスク回避的な動きが見られていましたが、関係当局が迅速に対策を講じたことで、当期間ではリスク回避姿勢が和らぎ、米ドル高・円安方向の展開となり、連れて豪ドルの対円レートも上昇しました。ただし、豪州の2月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことなどもあり、豪州準備銀行(RBA)が11ヵ月ぶりに政策金利を据え置いたため、期間後半に豪ドルの対円レートは下落し、期間前半の上昇幅は縮小しました。

 

 

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは、小幅に低下しました。欧米金融機関の信用不安は、関係当局が迅速に対策を講じたことによりリスク回避的な姿勢が和らぎ、米国債利回りが上昇したことなどに連れて、期間前半には豪州3年国債利回りも上昇しました。ただし、RBAが11ヵ月ぶりに政策金利を据え置いたほか、RBAのロウ総裁が講演で、依然として利上げ余地があるとは指摘しつつも、これまでの利上げの累積的な影響を評価するための時間的猶予について言及したことなどから、金利は低下方向となり、期中としては豪州3年国債利回りは小幅な低下となりました。

 

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2023年3月27日~4月7日のオーストラリアマーケット動向【マーケットのプロが解説】』を参照)。

 

(2023年4月10日)

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