「4年1カ月」と「4年12カ月」の違いに注意
譲渡移転パターンの名義変更の時期については、4年目、3年目、1年目などの表現で、説明してきました。しかし厳密に言うと、4年目とはいっても4年目1カ月目から〜4年目12カ月目までがあり、一般的に、「月別」に解約返戻金・解約返戻率が異なることには注意が必要です。
前回までは、法人名義の生命保険を、契約4年目、3年目、1年目に個人に譲渡をする「譲渡移転パターン」についてみてきました。今回は、この譲渡移転では、年単位ではなく1カ月単位でタイミングを計るべきであることをお伝えします。
譲渡移転パターンの名義変更の時期については、4年目、3年目、1年目などの表現で、説明してきました。しかし厳密に言うと、4年目とはいっても4年目1カ月目から〜4年目12カ月目までがあり、一般的に、「月別」に解約返戻金・解約返戻率が異なることには注意が必要です。
本連載は、2016年9月9日刊行の書籍『オーナー社長のための「法人保険」活用バイブル』から抜粋したものです。
本原稿は、一般的な生命保険活用スキームを示したものであり、データやスキームの正確性や将来性、投信元本の利回り等を保証するものではございません。個別具体的な法令等の解釈については、税理士等の各専門家・行政機関等に必ずご確認ください。記載されている保険商品のイメージ図につきましては、概算値を表示しています。各スキームの導入時は約款や契約概要、パンフレットを必ずご覧ください。なお、本連載で示している「契約者」とは、保険料を支出する人で、契約の変更・解約などの権限を持っている人、「被保険者」とは、保険をかけられる人、その対象となる体を提供する人をいいます。
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