故・エリザベス女王の葬儀、現地はまるで“プロレス会場”…イギリス人の「イメージと違いすぎる」国民性【元国連職員が暴露】

故・エリザベス女王の葬儀、現地はまるで“プロレス会場”…イギリス人の「イメージと違いすぎる」国民性【元国連職員が暴露】

昨年9月8日、イギリス国民に愛されていたエリザベス女王(エリザベス2世)が崩御しました。日本でもさかんに報じられ、さぞイギリス国内では神妙な空気が流れていたのだろう……と思いきや、そんなイメージとは「真逆」であったと、元国連職員の谷本真由美氏はいいます。日本では考えられない、王室に対するイギリス国民の「驚きの態度」についてみていきましょう。

女王さまのご葬儀で「踊る」警備員

列車を降りてバッキンガム宮殿まで歩いていくさなかの光景も日本だと、ちょっとありえないものでした。雰囲気が音楽フェス状態で、ニコニコウキウキのリア充山盛りです。もはや葬式ではなく、お台場のイベントか無料の花火大会、ここはヤンキーのナンパスポットか!? 

 

なぜか高級自転車で全身プロサイクリストの服に身を包みサイクリングに登場する男。ピチピチの服でボディを見せつけてジョギングする男。そしてギラギラのネイルにケツ丸出しの服で登場するギャルなど葬儀の雰囲気は皆無です。

 

昭和天皇の大喪の礼のとき、全国で喪に服した状態はなんだったのか! イギリス王室と日本の皇室ではこんなに違うものなのか、おもわず唖然としてしまいます。さすがパリピ大国イギリス! 葬式もパリピのリア充活動にするというパリピ脳ですね。

 

さらにそれは一般市民だけではなく警備の人々も同じです。彼らはみんなダラッと立っており、仕事よりも一般市民への道案内や世間話に熱心。

 

人によってはなんとブレイクダンスを披露して、一般市民に拍手喝采を浴びている人もいるほどで、いったい何の集いか、もはやわかりません。白バイ隊は子連れの子どもを白バイに乗せて「おい、お前! ランプを点つけてみろ、サイレンもなるぞ! うえーい」とかやっているのです。

 

こんなことでいいんでしょうか。イギリスの警察は普段から非常にやる気がなく、家に強盗が入っても「人がいないので捜査できない。あきらめてくれ。今忙しい」とか言ってしまうのですが、女王の葬儀でもいつものノリです。

 

 

谷本 真由美

公認情報システム監査人(CISA)

 

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本記事は、谷本真由美氏の著書『世界のニュースを日本人は何も知らない4(ワニブックスPLUS新書)』より一部を抜粋し、再編集したものです。

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