(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2023年1月30日~2月10日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、下落しました。1月31日に発表された豪州の12月の小売売上高が市場予想を下回る減少となったことなどから、豪ドルの対円レートは下落しました。一方、2月7日に開催された豪州準備銀行(RBA)の金融政策決定会合では、声明文で今後数ヵ月の間に複数回の利上げを行うことが示唆されるなど市場予想よりもタカ派的であったものの、豪ドル相場への影響は限定的でした。

 

(注)左グラフは2022年2月10日~2023年2月10日、右グラフは2023年1月27日~2023年2月10日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2022年2月10日~2023年2月10日、右グラフは2023年1月27日~2023年2月10日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは、上昇しました。2月3日に発表された米国の1月の雇用統計が市場予想を大きく上回る上昇となったことで米国の金融引き締めが長期化するとの見方が強まり、米国債利回りが上昇したことに連れて、豪州の3年国債利回りも上昇しました。また、2月7日にはRBAが利上げを実施しました。利上げやその幅は市場予想の通りだったものの、声明文では今後数ヵ月の間に複数回の利上げを行うことが示唆され、豪州3年国債利回りの上昇に繋がりました。

 

(注)左グラフは2022年2月10日~2023年2月10日、右グラフは2023年1月27日~2023年2月10日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2022年2月10日~2023年2月10日、右グラフは2023年1月27日~2023年2月10日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2023年1月30日~2月10日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2023年2月13日)

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