(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

主要な資産の利回り比較(2023年1月)

■債券市場では、海外債券の利回りは低下しました。米国やドイツでは物価上昇率が鈍化したことで利上げペースが減速するとの見方が強まりました。加えて、欧州では域内のエネルギー不安が後退したことなどを好感して社債が買われ、利回りが低下しました。一方、日本の国債利回りは日銀の金融緩和の修正観測から上昇しました。

 

■株式市場では、米国を中心に債券利回りが低下したこと、中国がゼロコロナ政策を終了したことなどを受けて株価が上昇し、配当利回りが低下しました。

 

■リート市場では、海外リートは価格が上昇したことで、利回りが低下しました。債券、株式市場と同様に利上げペースの減速期待が強まったことが主因です。一方、日本のリートは若干ですが、利回りが上昇しました。昨年12月に日銀は金融緩和の部分的修正を決定しましたが、それ以降、市場では金利上昇への警戒感が燻っており、値動きが重くなっていることが背景と考えられます。

 

代表的な債券利回り、リート・株式の配当利回り

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【主要な資産の利回り比較】利上げペースの減速期待から海外は利回り低下』を参照)。

 

三井住友DSアセットマネジメント株式会社

 

【ご注意】
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