【富裕層のための高級老人ホーム特集】
施設情報、サービス・設備ランキング、コラム記事など充実のラインナップ>>>
※外部サイトに遷移します
経営難になると入居者の楽しみが奪われていく
食事はコスト削減の大きなポイントになるので、経営難となっている場合、賃金の高い料理長を変更したり、メニューのバリエーションを減らしたり、調理そのものを外部に発注したりすることもあります。「食事の美味しさで選んだホームなのに」と入居者を悲しませる結果になることも。
スタッフの人員削減のために、季節のイベントやサークル活動を削減する、コストのかかる温泉を閉鎖する、理学療法士の削減によりスポーツジムをやめるなど、入居者の楽しみを奪うような流れになってしまうこともあります。
「入居させて終わり」ではない。説明会には参加を!
こうした事態に入居者自身が声を上げることは難しく、老人ホーム側に言われるがまま我慢するのが現実としては多いようです。しかし、決して安くない金額を払って入居しているのですから、入居者側の意見を述べるのは当然の権利です。
経営母体の変更については、家族に必ず通知が来ますし、説明会や運営懇談会を設けるところがほとんどです。忙しいとは思いますが、大切な親御さんが暮らす環境に大きな変化が起こるかもしれません。「入居させて終わり」ではなく、都度の集まりには必ず顔を出し、納得いかないことは話し合いをしてほしいと思います。後になって「これはおかしい」と声を上げてもあとの祭りです。
経済的に余裕がある方だと、毎月のお支払いに無頓着ということも珍しくありません。施設からの毎月の請求書には目を通し、適切なサービスを適切な料金で受けているか、確認することも重要なことです。請求内容に少しでも疑問を感じることがあれば、決してそのままにすることなく、施設に問い合わせをすることが重要です。
経営母体の実情は一般の方にはわかりにくい部分が多いと思います。困ったときには老人ホームを紹介するプロに相談いただいても良いでしょう。
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
