
夫の急死で憔悴しきった82歳の土田紅子さん。息子の探してくれた素晴らしい設備の老人ホームへ入居したのですが、スタッフや他の入居者と相性が合わず半年で退去を決意。息子に相談すると強く拒否されてしまいます。それもそのはず、土田さんが思いもよらない行動に息子は出ていたのです。
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息子に「厄介払いしたいの?」と毒づいてしまった
夫を事故で亡くし、突然一人暮らしになった土田さん。仲の良かった夫婦だっただけに喪失感が大きく、一日が長く感じられ生きるのがつらくなっていました。一人息子は家庭を持ち、車で10分ほどの距離の賃貸マンションに住んでいますが、お嫁さんとの相性が悪く土田さんには同居する意思はありません。
息子は心配して週末ごとに様子を見に来ます。ある時、土田さんの憔悴ぶりに「このままだと母さんが病気になってしまうよ。友達をつくるためにも老人ホームを検討してみては?」と持ち掛けてきました。足腰は丈夫だし、治療が必要な病気もない土田さん。気持ちに余裕がなかったせいで「私を厄介払いしたいの?」と毒づいてしまいました。
いまどきの老人ホームの素晴らしさに感動
母親の気持ちを察しているのか、息子は嫌な顔をせず「そうじゃないよ。老人ホームといっても高級ホテルのようなところがたくさんあるんだよ。シェフがつくる食事を毎日食べられるし、サークル活動があって友達もできる。露天風呂やマッサージ、スポーツジムが完備されているところもある。父さんと住みたいといっていた海の見える場所なんかいいんじゃないかな」と、いまどきの老人ホーム事情を話してくれました。
土田さんの表情が和らぐと、息子はタブレットでいろいろな老人ホームの写真や動画を見せてくれました。これまで抱いていた姨捨山のような老人ホームとは正反対。リゾートホテルのような場所や、高層マンションのようなつくりのところもあります。居住している人のインタビュー記事を読むと、第二の人生を謳歌している様子が見て取れました。
海の見える最高級老人ホームに入居が決まった
このまま自宅にいても一人で老け込んでしまうだけ。そう判断した土田さんは息子に老人ホーム選びを任せることにしました。海が見える部屋、孤立せず人との交流が楽しめ、食事のメニューが豊富、この3つを条件にあげると、翌週には息子が候補となるホームの見学会を予約してきてくれたのです。
実際に行ってみると、思った以上に素晴らしい場所でした。眺望はもちろん、設備の充実も予想以上です。近所にスーパーやクリニックも多く、生活に困ることはなさそうです。息子も「いいね! 俺も将来、ここに住みたい」とはしゃいでいます。息子が自分のために手を尽くしてくれたことに感謝する気持ちが生まれ、土田さんは早々に契約をしました。
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