(※写真はイメージです/PIXTA)

「Instagram」は、ほかの媒体と比べ女性の利用率が男性の利用率を上回っている特徴があり、若者がもっとも多いものの幅広い世代にユーザーがいることから、マーケティングツールとしても効果を期待できます。ではInstagramを利用すると、どのような広告効果が期待できるのでしょうか? 本記事では、Instagram広告の仕組みや種類、広告効果を高める秘訣を解説します。

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Instagram広告の仕組み

SNS広告は近年主流となった広告手法です。SNSの媒体ごとに特徴が異なり、それぞれ独自の強みがあります。ここではInstagramでの広告配信の特徴を詳しく解説します。自社サービスとの相性を見極める参考にしてください。

 

Instagram広告とは

Instagramは、おもに写真や動画を投稿するコミュニケーションツールです。その特性を利用し、写真投稿やリール動画、ストーリー機能などを利用した視覚効果の高い広告を配信できます。これにより、ブランド認知やイベント告知、商品購入などのマーケティングにつながります。

 

また、Instagramはほかの匿名型SNSに比べて正確で詳細なターゲティングのノウハウを持っており、購買行動、実店舗への誘導が見込める広告手法として注目されています。

 

Instagram広告の特性

ユーザーは10代〜30代の女性が多く、食品・菓子・化粧品・ファッションアイテムの購入が見込めます。また、Instagramはユーザーとのコミュニケーション手法が豊富で、DMやコメントに加え、投稿に添付するアンケートの活用が可能です。ターゲティング機能だけでなく、もとから備わっているこのような機能を利用することで、ユーザーの意向を独自で確かめられます。

 

広告費用発生の仕組み

広告費は1日あたり、もしくは通算の広告予算を設定して出稿します。クリックや再生回数に応じて、設定した予算から広告費が消化されます。出稿の最低金額は100円ですが、すぐに消化され広告の配信が停止してしまうため、ある程度まとまった金額を設定することがおすすめです。

 

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Instagram広告は「3タイプ」

ここではInstagramでの広告配信の種類を紹介します。それぞれの特徴があるため、目的に合わせて使いわけするとよいでしょう。

 

1.フィード投稿

■広告用の機能が多い

フィードは、Instagram起動時に開く画面に掲載される投稿です。主にフォローアカウントや、フォロー外でも興味関心が見込まれる投稿が掲載されます。投稿と投稿のあいだに広告が表示され、ブランドの認知拡大や購買活動が期待できる投稿方法です。

 

フィード投稿には静止画1枚から5枚、もしくは動画が投稿でき、ショッピング機能やLPへのリンクなど、さまざまなアクションを促す機能がつけられます。

 

2.ストーリーズ投稿

■没入感があり認知拡大に効果的

ストーリーズとは、フォローしているユーザーの投稿が24時間限定で公開され、ユーザー同士のコミュニケーションが活発な投稿場所です。フィード投稿と同じく、投稿と投稿のあいだに広告が表示されます。

 

静止画でも掲載可能で、スマートフォン画面いっぱいに表示され、止めない限り自動で次々と再生されます。クリエイティブな投稿には没入感があり、大きな印象を残せるため、ブランドの認知度拡大に活用できるとよいでしょう。また、広告内にリンクを添付することでユーザーを比較的容易にリンク先へ飛ばせることから、購買活動も期待できます。

 

3.リール投稿

■新しいユーザーへのアプローチ

リール投稿は、TikTokの流行に伴って追加された、比較的新しい動画配信機能です。ストーリーズと同様にフルスクリーンで再生され、没入感がある点が特徴です。フォロー外のコンテンツが多く流れ、そのあいだに広告が挿入されるため、新しいユーザーへのアプローチが見込めます。

 

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Instagram広告を始める「4ステップ」

ここではInstagramのアカウントを開設し、広告出稿するまでの手順を解説します。

 

手順1.キャンペーン(広告)を作成

まず、InstagramでプロアカウントとFacebookのビジネスマネージャーを開設して連携させましょう。

 

アカウントを連携させることにより、Facebookのビジネスマネージャーから広告を作成できるようになります。ビジネスマネージャーのアカウント設定から、「広告アカウント追加」をし、広告ごとにキャンペーン作成を行います。広告を投稿してどのような結果を期待するのか、広告出稿の目的を設定しましょう。

 

手順2.支払い方式の設定

次に、支払い方法を設定します。Instagramの広告費用は課金制です。設定画面にある課金対象の「編集」から「クリック課金(CPC)」「インプレッション課金(CPM)」「動画視聴時間(CPV)」「アプリインストール課金(CPI)」の4種類いずれかを選択します。広告の内容ごとに適切な課金方式を選択しましょう。

 

手順3.広告セットで予算・オーディエンスを設定

次に、予算を設定します。予算の設定は「1日の予算」もしくは「通算予算」の2種類から選べます。最低金額は100円から設定が可能ですが、安すぎると認知される前に広告掲載が終了する可能性があるため注意しましょう。

 

オーディエンスとはターゲティングを意味します。Instagramでは、地域・年齢・性別・言語の基本設定に加えて、利用者層・興味関心・行動の詳細も設定が可能です。ターゲット選定は絞り込みすぎるとアプローチ数が見込みづらいため、画面右側に表示される指標を参考にターゲットを設定しましょう。

 

手順4.配信面の設定と投稿内容を入稿

最後に、配信画面を設定し入稿します。Instagramで広告として流れるように配置を「手動配置」に設定し、Meta社が運用するプラットフォームのなかからInstagramを選択します。そして、アプリ内で掲載する静止画や動画などの投稿物を入稿して「出稿する」を押せば配信セット完了です。

広告効果を高める「秘訣」

Instagram広告の効果を高めるには、ターゲティング・目を引く画像や動画・コピーライティングが必要です。ただし、やみくもにコンテンツを作成するだけではなく、掲載した内容が最適なものなのかを見極めて広告内容を改善していく必要があります。

 

必要なコンテンツを見極めるには、広告のパターンを比較して広告効果を検証するA/Bテストがおすすめです。A/Bテストでは、同じ商品の広告でもターゲット年齢をずらしたり、投稿する画像や動画のデザインを変えたりして出稿します。AパターンとBパターンを比較すれば、どちらのターゲットに反応がよいのか、どのようなデザインが好まれるのかといった判断が可能です。

 

それを繰り返し検証し、広告内容を改善すれば、より広告の効果が期待できます。Instagramの広告は最低料金が100円からできるため、安価で配信できる点がメリットです。そのため、2つ広告を同時に配信しても負担になりづらく、検証には最適です。

 

設定やクリエイティブをひとつ変更しただけでも、成果が大きく改善するケースは少なくないため、A/Bテストをうまく活用し、最適な広告内容をみつけるべく、ぜひ実践してみましょう。

 

 

株式会社シーエムスタッフ

 

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※本連載は、株式会社シーエムスタッフのマーケティングコラム(https://cmstaff.co.jp/column/)を転載したものです。

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