企業型確定拠出年金は上場を目指すうえで必要不可欠
すると、ある役員から、こんな感想をいただきました。
「今後、時代の流れ的に確定拠出年金への関心はより高まっていくだろうね。そんな中で、当社として企業型確定拠出年金を導入していないというのは、かなり時代遅れな気がする。仕事では最先端のことをやっているのに、そんな会社が企業型確定拠出年金をやってない、となると、イメージ的にマイナスだよね」
その後、社内で企業型確定拠出年金の導入に向けての議論が進み、導入していただくことが決まりました。
無事導入が完了した後、人事総務担当者は、こんな話をされました。
「これで採用面接のときに、企業型確定拠出年金の質問をされても困らないですね。以前、ありますか、と質問されて、ありません、と答えたとき、求職者の方の何とも言えない反応が忘れられなかったんです。えっ、ないんですか……みたいな、ものすごく微妙な反応されたので(笑)」
「あと、社内の人たちもすごく喜んでくれました。もともとiDeCoに関心があったり、すでに自分で始めていた人も多かったので、企業型確定拠出年金を導入して、口座管理料等は会社持ちでやってもらえるというのは反響が良かったですね」
経営陣も、企業型確定拠出年金を導入したことで採用力アップ、従業員の満足度向上に少なからずつながっていることを実感していただいています。
「今後、上場を目指していく上では、欠かせないピースの一部」とまで言っていただいています。
岩崎 陽介
株式会社Financial DC Japan
代表取締役社長
《最新のDX動向・人気記事・セミナー情報をお届け!》
≫≫≫DXナビ メルマガ登録はこちら