(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

主要な資産の利回り比較(2022年12月)

■債券市場では、概ね利回りが上昇しました。日本では、12月20日に日銀がこれまでの大規模な金融緩和政策を一部修正し、長短金利操作(イールドカーブコントロール)において長期金利の許容変動幅を広げたことから、国債利回りが上昇しました。また、米国では米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方が広まったことや、欧州では欧州中央銀行(ECB)が2023年以降も大幅な利上げを継続する考えを示したことなどから、債券利回りは上昇しました。

 

■株式市場では、欧米中銀の金融引き締めの長期化や、景気後退による業績懸念が強まったことなどを嫌気して株価が下落し、株式の配当利回りは上昇しました。

 

■リート市場では、概ねリート価格が下落した中で、米国や豪州では配当利回りが上昇しましたが、それ以外の国・地域では低下しました。リート価格の下落は、長期金利の上昇や景気後退への懸念などが影響しました。香港では、新型コロナへの規制緩和を好感して、リート価格が上昇し、配当利回りは低下しました。

 

代表的な債券利回り、リート・株式の配当利回り

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【主要な資産の利回り比較】金融引き締めへの懸念から債券利回りは上昇』を参照)。

 

三井住友DSアセットマネジメント株式会社

 

【ご注意】
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