(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2022年12月5日~12月16日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、小幅に下落しました。12月6日、豪州準備銀行(RBA)は0.25%の利上げを実施しました。この声明文で今後の追加利上げが示唆されたことや、7日に発表された豪州の7-9月期の実質GDP成長率が底堅い結果となったことから、期間前半の豪ドルの対円レートは上昇する局面がありました。しかし、13日以降に発表された米国の消費者物価指数(CPI)や小売売上高、購買担当者景気指数(PMI)などが軒並み弱い結果となったことから米ドル安円高となり、豪ドルの対円レートも下落し、期間を通じてでは豪ドルは小幅な下落となりました。

 

(注)左グラフは2021年12月16日~2022年12月16日、右グラフは2022年12月2日~2022年12月16日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年12月16日~2022年12月16日、右グラフは2022年12月2日~2022年12月16日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは上昇(債券価格は下落)しました。12月6日のRBAの金融政策決定会合では市場予想通り0.25%の利上げが実施され、声明文では今後の追加利上げが示唆されました。7日に発表された豪州の7-9月期の実質GDP成長率は市場予想を下回るも底堅い結果となり、その後発表された豪州の景況感も良好な結果でした。また、15日に発表された豪州の11月の雇用統計では、雇用者数が市場予想を上回る増加となり、失業率は3.4%と過去最低水準を維持したことなどから、豪州の3年国債利回りは上昇しました。

 

(注)左グラフは2021年12月16日~2022年12月16日、右グラフは2022年12月2日~2022年12月16日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年12月16日~2022年12月16日、右グラフは2022年12月2日~2022年12月16日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2022年12月5日~12月16日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2022年12月19日)

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