「新しいクレカ、作ったよ!」SNSで番号流出、「リボなら買える!」15%の利息に愕然【クレジットカード利用の落とし穴】

「新しいクレカ、作ったよ!」SNSで番号流出、「リボなら買える!」15%の利息に愕然【クレジットカード利用の落とし穴】

キャッシュレス決済で最も普及している「クレジットカード」。便利なうえ、ポイントを獲得できるなどお得感もありますが、一方で、使い方によっては大切な信用情報に傷がついたり、高額な利子を支払う羽目になったりするため、注意が必要です。※本連載は、経済ジャーナリストの酒井富士子氏の著書『キーワードでまるごとわかる お金の教科書』(株式会社Gakken)より一部を抜粋・再編集したものです。

クレジットカード】キャッシュレス決済で最も普及

後でまとめて支払い、ポイントも貯まる

よく使うお店やサービスで還元率が高くなるカードを持てば、ポイントが貯まりやすくなります。年会費や付帯サービスも要チェック。

 

キャッシュレス決済で最も普及しているのはクレジットカードです。お店で提示したり、ネットでカード番号を入力したりすれば買い物ができます。

 

ATMでお金を借りるキャッシングも可能です。利用代金は毎月決まった日に銀行口座から引き落とされます。

 

クレジットとは“信用”のことです。クレジットカードの発行を申し込むと、職業や年収などに基づき審査が行われます。審査基準はカード会社やカードのランクによって異なり、安定して高収入のある人なら、ゴールド、プラチナ、ブラックといったステータスの高いカードを持つことも可能。ただし、カードのランクが高ければ、年会費も高くなります。また利用可能な金額の枠は、審査や利用実績によって決まります。

 

さまざまな企業が自社ブランドのクレジットカードを発行しています。Amazonなどの流通系・ネットショッピング企業、NTTドコモなどの携帯キャリア、ビックカメラなどの家電量販店、JALやANAといった交通系。大きくこの4グループに分けられます。

 

使っている携帯キャリア、マイレージを貯めている航空会社、よく使うネットショップなどがあるなら、そのブランドのクレジットカードを持てば、ポイントを貯めやすく、優待も活用しやすいはずです。

 

ポイント還元率は0.5%(200円ごとに1ポイント)が基本です。1%以上ならお得なカードといえます。貯まったポイントは、電子マネー、マイレージ、賞品などに替えられます。普段から使っている電子マネーなどに対応しているかどうかチェックしてください。

 

付帯サービスもカードによって異なります。ホテル、温泉、遊園地などの割引や、国内・海外旅行保険、空港ラウンジの無料利用などがあります。

 

[図表1]
[図表1]

 

 流通系・ネットショッピング 

イオンカードセレクト

楽天カード

Amazon Prime

Mastercard

 

 携帯キャリア 

dカード

au PAYカード

PayPayカード

 

 家電量販店 

ビックカメラSuicaカード

ゴールドポイントカード・プラス

 

 交通系 

JALカード

ANAカード

JREカード

 

[図表2]
[図表2]

 

 ★Point 

 

□ クレジットカードをつくるには審査があり、発行不可のことも

□ ステータスの高いゴールドカードやプラチナカードは年会費が高額

 

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キーワードでまるごとわかる お金の教科書

キーワードでまるごとわかる お金の教科書

酒井 富士子

学研プラス

「稼ぐ」「貯める」「使う」「殖やす」といったお金にまつわる基本中の基本をとことん平易に解説した1冊。 お金の扱いは、そもそものしくみや背景を知らないとなかなか思い通りにいかないもの。とくにメディアや金融機関など…

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