(※画像はイメージです/PIXTA)

2022年10月上旬、ツイッターをきっかけに一時「高額療養費制度が廃止される」という情報が拡散しました。幸い誤情報でしたが、今後の公的医療保険制度がどうなっていくのか、自衛のため医療保険に入るべきか、などと不安になった方も多いようです。そんな方におすすめできる選択肢の一つ「共済」について解説します。

「共済」の弱点は?

このように、共済はきわめてコストパフォーマンスが高いものです。

 

しかし、弱点はないのでしょうか。以下、よく指摘される点について解説します。

 

◆共済は年齢が上がると保障が手薄になる?

まず、年齢が上がると保障が手薄になるという指摘があります。

 

どういうことかというと、今日、民間の医療保険の主流は、保険料が一生変わらず、同じ保障を受け続けることができる「終身医療保険」です。これに対し、共済の場合は、「60歳」「65歳」など、年齢が区切られ、その年齢を超えると保障が下げられたり、保障を受けられなくなったりすることがあるのです。

 

しかし、この点は共済の致命的な弱点とまではいえません。

 

すなわち、病気やケガの場合の保障が最も必要なのは、働き盛りのときです。働き盛りの人は、家族を養ったり、生計を維持したりするために、たくさんのお金を必要とすることが多いのです。

 

したがって、働き盛りの人にとっては、公的保障として、病気やケガで仕事を休まなければならなくなったときの「傷病手当金」や「障害年金」がありますが、それらはあくまで最低限のものにすぎず、お金が足りなくなる可能性があります。

 

そこで、働き盛りの間だけ、それらを補うものとして、割安な掛金で大きな保障を受けられる共済に加入するのは、有効な選択肢だといえます。

 

◆共済はカスタマイズしにくい?

次に、共済は民間の医療保険と比べてカスタマイズしにくいといわれることがあります。

 

たしかに、共済は基本的な保障内容が決まっていて、付けられる特約のバリエーションも比較的少なくなっています。

 

しかし、特約については、特に重要なのは「がん」「三大疾病」、あるいは「就業不能状態」に関するものであり、それらのリスクが心配であれば、民間の医療保険の特約ではなく、がん保険や三大疾病保険、就業不能保険等でカバーする手段もあります。

 

このように、共済の弱点として指摘されることがあるポイントは、いずれも致命的な弱点とまではいえません。

 

特に、「高額療養費制度等の社会保障制度の先行きが心配だが、さりとて民間の医療保険には抵抗がある」という方にとっては、コストパフォーマンスの高さを考えると、「共済」は、十分検討する価値のある選択肢だといえます。

 

 \1月20日(火)ライブ配信/
調査官は重加算税をかけたがる
相続税の「税務調査」の実態と対処方法

 

カメハメハ倶楽部セミナー・イベント

 

【12/9開催】
「資産は借りて増やせ!」
3年間で延べ1,500社以上を担当した元銀行トップセールス社長が語る
“新規事業×融資活用”で資産を増やすレバレッジ経営戦略

 

【12/11開催】
企業オーナー・医療法人のための
事業と個人の安心を守る「グローバル資産戦略」
〜実例で学ぶ 経営資産の防衛と承継設計〜

 

【12/13-14開催】
不動産オーナーのための「法人化戦略」
賢いタックスプランニングで“キャッシュを最大化する”方法

 

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録