為替
ここ2週間の豪ドルの対円レートは、大幅に下落しました。米国では消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、その後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示された今後の政策金利予想が前回よりも大幅に上昇しました。その他の主要中銀も大幅な利上げを実施し、豪州の利上げ幅が他を下回っていることが注目されました。一方、日本では約24年ぶりに米ドル売り・円買いの為替介入が実施されました。これらによって豪ドルの対円レートは大幅に下落しました。
金利
ここ2週間の豪州3年国債利回りは大幅に上昇(債券価格は下落)しました。米国で発表されたCPIが市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が一段と大幅な利上げを実施するとの観測が強まったことや、その後開催されたFOMCで今後の利上げ予想が前回よりも大幅に高い水準で示されたことなどから米国債利回りが上昇し、連れて豪州の3年国債利回りは上昇しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2022年9月12日~9月23日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。
(2022年9月26日)