(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2022年8月29日~9月9日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、大幅に上昇しました。豪州では9月6日に金融政策決定会合で市場予想通りの利上げが実施されたほか、翌7日に発表された豪州の4-6月期の実質GDP成長率が前期や市場予想を上回る堅調な結果となりました。これらが豪ドルを押し上げる要因となったことに加えて、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米利上げの継続を改めて示したり、主要中銀が積極的に利上げを行ったために日銀の金融緩和姿勢が際立ち、急速に円安が進行して豪ドルの対円レートも大幅に上昇しました。

 

(注)左グラフは2021年9月9日~2022年9月9日、右グラフは2022年8月26日~2022年9月9日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年9月9日~2022年9月9日、右グラフは2022年8月26日~2022年9月9日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは低下(債券価格は上昇)しました。9月6日の金融政策決定会合で豪州準備銀行は(RBA)は今年5月以降5会合連続となる利上げを実施しました。しかしその後、RBAのロウ総裁が利上げの減速を示唆する発言を行ったことから、豪州の3年国債利回りは低下しました。

 

(注)左グラフは2021年9月9日~2022年9月9日、右グラフは2022年8月26日~2022年9月9日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年9月9日~2022年9月9日、右グラフは2022年8月26日~2022年9月9日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2022年8月29日~9月9日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2022年9月12日)

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