(※写真はイメージです/PIXTA)

LINE構築代行という新ジャンルを確立した株式会社REXLI代表取締役社長の中村誠氏。自分が「これが欲しい」というものをサービスとして作りだしてきたといいます。ビジネスプロデュースの第一人者の中村誠氏が著書「無敵の稼ぎ方 最小限のコストで最大限のお金に変える、最強のルール」(KADOKAWA)で解説します。

「自分が欲しいもの」が商品に繋がる

■「自分が欲しいもの」をサービスにする

 

僕は「LINE構築」というジャンルで新しいマーケットを作りだすことができたわけですが、その中でも自分が「これが欲しい」というものをサービスとして作りだしてきて、それがヒットしたことが結構多いのです。

 

最近で言えば、「経理管理」や「請求書管理」をLINEでできる仕組みを開発しました。僕が自分の会社の経理や請求書の管理を、LINEでできたらラクだなと思ったからです。

 

それから学習促進のアプリ。各種セミナーや勉強の講座をLINEで行う場合に役立つ、さまざまな機能をつけたものです。これはもう大ヒットして、弊社の主力商品になっています。

 

これももともとは、うちの会社でやっているLINE構築講座で使いたかったから作ったものです。

 

自分が単純に欲しいと思ったものをまず作ってしまって、リアクションがあったら商品化してみるわけです。意外と自分の欲しいものは皆も欲しかったりするのですね。

 

でもそこで売れなかったとしても、自分で使えばいいのだから無駄にはなりません。

 

■トラブルは秒で解決する

 

僕のやっている仕事はクライアントワークですから、トラブルも0というわけではありません。そうでなくてもフリーランサーを100人以上抱えて、たくさんの案件を同時に何本も進行させているのですから、時には問題も起こります。

 

問題が起こった時は「秒で対応」の原則を守っています。

 

先日も、クライアントの過去の実績を、許可を得ずに公開してしまったことがありました。相手は別に怒っているわけではなくて、「まあ、来週ちょっと話しましょう」といわれたのだけど、即座に公開の取り消しをして、速攻で謝りに行きました。

 

クレームが出た場合も「来週までにじっくり考えて対応します」「ちょっと考えてこちらから連絡をします」ではなく、即時解決していきます。

 

これは会社勤め時代に学んだことです。

 

僕が配属された店舗はどこも、とにかく毎日、何かトラブルや困ったことが起こるのです。でもそれでいちいち立ち止まったり、悩んだりしているヒマなんかありません。

 

問題が起こったら即時処理していかないといけない。問題を先送りしたり、フタをして「なかったこと扱い」したりしても、結局は追いかけてくるから逃げられないのです。しかも時間を置けば置くほど、事態が悪化したりします。

 

結局、一刻も早く対応して解決するのが、一番早くて、一番カンタンなのです。

 

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本連載は、中村誠氏の著書『無敵の稼ぎ方 最小限のコストで最大限のお金に変える、最強のルール』(KADOKAWA)から一部を抜粋し、再編集したものです。

無敵の稼ぎ方 最小限のコストで最大限のお金に変える、最強のルール

無敵の稼ぎ方 最小限のコストで最大限のお金に変える、最強のルール

中村 誠

KADOKAWA

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