「しみ」治療により「しみ」が悪化する場合も。「レーザー治療」を受ける前に知っておきたいこと【皮膚科医が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

一般皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科の医療を網羅的に提供するクリニックを開業している現役皮膚科ドクターが、皮膚に関する「疾患」「美容」「予防」などについて解説します。連載第1回は、近年増加傾向にある男性患者の「しみのレーザー治療」について。考えられる疾患や治療法などを含めてクローズアップします。

近年増加傾向にある男性の「しみ治療」

皆さま、こんにちは。

 

北参道駅前ひふ科の蒲澤美代子と申します。

 

渋谷区の北参道で皮膚科のクリニックを営んでおります。

 

患者さんを診療するなかで、感じたことを共有し、皆さんに皮膚科での治療をスムーズに受けていただけたらなと思い、筆をとっております。

 

当院ではよく男性の患者さんからしみ相談を受けておりますので、まずは男性の方でしみをよくしたいと考えている方のお役に立てるような記事を書けたらと思っております。

好んで日焼けをしていても加齢に伴い気になる「しみ」

皮膚科クリニックでレーザー照射やトレチノイン酸(米国ではしわ・にきび治療の医薬品として認可されているビタミンA誘導体)塗布によるしみ治療を行なっています。しみに関する相談を受ける患者さんの大多数は女性ですが、しばしば、男性からも相談をお受けします。

 

男性の患者さんの場合最初からしみ治療を希望されているのではなく、他の疾患で来院し、その疾患の治りしなに「実はしみが気になっていて…」と、非常に言いにくそうに切り出すというパターンが多く見受けられます。

 

ご自身が気になって受診される方が大半ですが、ご家族から指摘を受けたのがきっかけの方、また、なかにはパートナーから「わたしがしみ治療を受ける前に、一度あなたが受けてきて欲しい」と頼まれていらっしゃる方もいて、動機はさまざまなようです。

 

男性患者さんのなかには日焼けした肌をよしとする価値観をお持ちで、実際こんがりと日に焼けている方も多いため「日焼けしているのににしみの相談をしていいものかな」という遠慮があるのかもしれません。

 

実際にしみ治療を行う際は、ご自身による紫外線予防が重要です。ですが、年齢を重ねるとしみは大きく広がったり、時には盛り上がってくることもあり、若いころは気にならなかったものが気になるようになってくるのは当然です。ご遠慮なく相談していただけたらうれしいです。

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    北参道駅前ひふ科 院長
    日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医 

    愛知医科大学を卒業後、国立国際医療研究センター病院、東京大学医学部附属病院、同愛記念病院にて皮膚科研修を修了。その後、河北総合病院、三楽病院などの総合病院皮膚科で勤務。2021年7月に「北参道駅前ひふ科」を開院。一般皮膚科をはじめ、小児皮膚科、美容皮膚科を設置し、豊富な臨床経験に裏付けられる、幅広い医療を提供している。

    北参道駅前ひふ科
    https://kitasando-hifuka.jp//

    著者紹介

    連載現役皮膚科ドクターが解説。見逃してはいけない!皮膚に現れるさまざまなサイン

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