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それでも下落が怖いなら…運用継続のための投資術

それでも下落が怖いなら、まずは、①ポートフォリオを十分に分散したほうがよいでしょう。国債や社債、商品などに分散投資をすれば、下落はかなり小さくなることが期待されます。

 

(出所)Refinitiv、フィデリティ・インスティテュート。 (注:上段)データ期間:1990年~2022年、年次。ただし、2022年は同年5月31日まで。「先進国株式」:MSCI World Index。「先進国リート」:S&P Developed REIT Index。「米国国債」:ICE BotA US Treasury Index。「米国ハイ・イールド国債」:ICE BotA US High Yield Index。「商品・コモディティ」:S&P GSTI Commodity Total Return Index。利息・配当込み。
[図表2]「生産国リート+米国国債+米国ハイ・イールド債券+商品・コモディティ」の等分ポートフォリオのトータルリターン(年次、
円ベース)
(出所)Refinitiv、フィデリティ・インスティテュート。
(注:上段)データ期間:1990年~2022年、年次。ただし、2022年は同年5月31日まで。「先進国株式」:MSCI World Index。
「先進国リート」:S&P Developed REIT Index。
「米国国債」:ICE BotA US Treasury Index。
「米国ハイ・イールド国債」:ICE BotA US High Yield Index。
「商品・コモディティ」:S&P GSTI Commodity Total Return Index。利息・配当込み。

 

次に、月並みですが、②資産運用のゴールを思い出すことが重要でしょう。引き出す時点が20年後なら、今後1-2年の金融市場はほとんど関係がないはずです。

 

引き出す時点が1~2年後ならば、(そもそも)ポートフォリオを保守的にすることを検討しましょう。

 

また、③普段から、相場を見ないことも重要でしょう。プロでさえも、短期的にはどっちにいくかはわからず、判断を間違える可能性もあるため、時間も資産も無駄にしかねません。

 

将来の総資産金額は、「(現在の所得-現在の消費)+(将来の所得-将来の消費)」=「運用利回り」ですから、現在や将来の所得にプラスの影響を与えるため、目の前の仕事や自己研鑽、自分や家族との時間に集中することがよいでしょう。

 

 

重見 吉徳

フィデリティ投信株式会社

マクロストラテジスト
 

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