3つのポイントで後悔しない保険選びを
■どんなとき、いくら、いつまで必要か
ふだん、私たちの生活は、入ってくるお金と出ていくお金は釣り合っています。1ヵ月の収入に合わせて生活費を使い、残ったお金を貯蓄します。
ところが世帯主が死亡すると、収入が減るためにこのバランスが崩れてしまいます。そこを補うのが生命保険の役割です。まずは、自分や家族がどんな場面でお金に困るのかを思い描くことが、保険選びの第一歩となります。生命保険を選ぶためには3つのポイントが大切になります。
「どんなとき」「いくら」「いつまで」お金が必要なのかを考えることから取り組んでみましょう。
1.どんなとき
どんな状況に陥ったときに、自分や家族が困るのかを考えることが保険選びの要。「どんなとき」とは、夫婦の死亡をはじめ、病気やけが、老後の資金、介護などの不安に分けることができます。
2.いくら
家族のために必要となるお金の合計から、入ってくるお金の合計を引いて計算します。一般に「必要保障額」と呼びます。さらに病気やけがをした場合、健康保険制度を活用した上で、どの程度の保障や蓄えがあればよいのかや、老後の資金についても考えてみましょう。
3.いつまで
子どもが成長するまでなどの一定期間の保障が必要なのか、一生涯なのかを検討してください。保険を掛ける期間によって保険料は大きく異なります。
横川 由理
FPエージェンシー代表
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